テレビ解説者(協会関係者)やマスコミが毎年のように言っていることが「若手選手の成長」です。



一昨日の記事で、初シードを狙える賞金ランク50位以内の若手選手として、松森さん、堀琴音さん、永峰さん、青木さん、豊永さんの名前を挙げました。52位には柏原さんも付けていますので、6人も若手選手が初シードの可能性があります。

逆に、現状では福田真未さん、琴乃ちゃん、比嘉さん、堀さんの4人がシードを維持できるかどうか微妙な位置です。



この4人がこのままシード落ちしてしまうのでしょうか?



福田真未さん(61位)

昨シーズンは平均ストローク71.93で賞金ランクも27位と堂々の初シードでした。今年は賞金ランク59位に終わった一昨年と同じレベルの平均ストロークです。16試合に出場して予選落ち7試合です。トップテン入りも昨年前半に4試合ありましたが、今年は賞金の少ないスタジオアリス1試合だけです。このペースだと1300万円にしかなりません。パーオン率51位に対して、平均パット数65位です。ショット、パットともに昨年よりも1ランク悪いですが、51位以下でフル出場可能な選手の中で平均ストロークが2番目に良いので、逆転の可能性は十分あります。



琴乃ちゃん(74位)

昨シーズンは平均ストローク71.53で賞金ランクも19位でした。

今年は13試合に出場して6試合で予選落ち、最高順位も16位と厳しい状況です。琴乃ちゃんの場合は腰痛から来る不調であることは明らかであり、春先の試合は欠場していました。暑い夏が勝負の時だと思います。調子が上がっていないのは、腰痛の影響だけでなく、練習が十分できていないこともあるでしょう。平均パット数は24位ですが、パーオン率が71位ですね。ショットのバラつきを抑えないとバーディも量産できないですから、課題はピンを狙うショットの精度です。

このままのペースだと1000万円にしかなりません。ただ、昨年トップ5入りが5試合もあった選手です。2位が1試合あれば、あるいは3位が2試合あればシードに届きます。調子さえ上がれば、上位で戦える選手なので、体調を整えて、少しずつ調子を上げていけばシードは確保できる筈です。



比嘉さん(87位)

昨シーズンは平均ストローク72.88で賞金ランク45位でした。

一昨年のデビューシーズンにいきなり2勝して賞金ランクも8位でしたから、この不調は1年半続いていることになります。

昨シーズンのシードも開幕戦と4月のフジサンケイで2位となったことによる貯金が効いたものでした。フジサンケイの翌週からの22試合で862万円しか稼いでいないのです。

今年は昨年後半以上に厳しい状況が続いています。17試合で予選落ち10試合、棄権1試合。開幕からの4試合は予選通過しましたが、それ以降は2試合しか予選通過しておらず、平均ストロークも74.69と危険ゾーンです。

平均パット数17位に対してパーオン率が81位であるようにショットに悩まされていると思います。飛距離のある選手で曲がりも大きいと推測されますので、ショットの修正が間に合うかどうか・・・です。シード確保には優勝に絡むような試合、キッカケが無いと厳しいですね。



堀奈津佳さん(89位)

昨シーズンは平均ストローク72.97で賞金ランク44位でした。

一昨年は2勝するなどして賞金ランク10位と大活躍でした。堀さんと比嘉さんは全く違うタイプのゴルファーですが、成績は同じように失速してきました。

今年は16試合出場して予選落ち11試合です。比嘉さんよりも予選落ち率が高いですね。パーオン率89位という数字が物語っているように、とにかくショットが悪くてパーオンしません。パットでカバーしきれる数字ではありません。このままだと年間賞金額は600万円程度にしかなりません。シード確保はかなり厳しい状況ですね。



松森さん、堀琴音さん、永峰さんがシード入りして、比嘉さんと堀奈津佳さんがシード落ちする可能性が出て来ました。世代交代ではなく世代間交代ですね。