フジサンケイレディスクラシックが終了しました。

6人が同スコアで並ぶ展開から、難しい最終ホールでバーディを獲った光里さんがプロ初優勝を飾りました。光里さんおめでとうございます。


最終成績は以下の通りです。

優勝  -7 光里さん

2位  -6 一ノ瀬さん、表さん、松森彩夏さん、イボミさん、金ナリさん

7位  -5 成田さん、酒井さん、原ちゃん、金井さん、姜さん

12位 -4 大山さん、西山さん、テレサさん

15位 -3 三塚さん、イチヒさん、ペヒキョンさん

18位 -2 吉田さん、笠さん、黄アルムさん


以下、主な選手

21位 -1 森田さん、絵理香姫、堀琴音さん、申ジエさん

26位  E 茜さん、金田さん、全さん

31位 +1 渡邉さん

34位 +2 藤田さん、茂木さん、若林さん、前田陽子さん、辻梨恵さん、柏原さん

41位 +3 江澤亜弥さん

44位 +4 大江さん

47位 +5 馬場さん


歴史に残る好勝負となりましたね。生中継ということもあり、結果が全く見えない状況であり、川奈の終盤数ホールがまた好勝負を生み出す劇場ですからね。また、優勝争いをする選手もそれぞれが個性豊かでしたので、劇場と演者が良いものを生み出した形でした。


このコース、午前は風が弱く、午後になると強風というパターンになります。

また、アウトコースは比較的バーディを獲りやすいホールが多く、インコース、特に13番以降は我慢のホールが続きます。

そのために、午前中に難しいインコース終盤ホールを消化してしまうとスコアを大きく伸ばすことが可能になります。

今回は、スタート時間が2時間近く早かった成田さんが66で回って5アンダーでホールアウトし、その後、上位の選手が強風の影響で次々とスコアを崩して、成田さんのスコアに近づいていく展開でした。最終的に成田さんは1打足りなかったのですが、もうヒヤヒヤものでした(笑)。



光里さんの勝因は、成田さんが最終日を前にして「かわい子ちゃんハンター」と言わなかったことでしょう。

それにしても3日目終了時首位だった一ノ瀬さんに対してはそういう発言をしなかったのも、これまた失礼な話です。



冗談は置いといて、光里さんの勝因はボギーを最小限に抑えたことでしょう。3日間で3ボギーでした。3日間ともに遅い時間のスタートだったので価値があります。このボギー数は表さんと同じで、光里さんはベテランのような安定したゴルフをしていたことになります。

20歳の若さで、飛距離もありますのでイケイケのゴルフをするタイプのように見えますが、なかなかクレバーな選手です。


最終ホールのパットは何か入りそうな予感がしました。グリーンを外していましたが、あのラインは意外と攻めやすいようです。2日目に表さんがグリーン右のラフからアプローチをしていて、こちらの方が「入る」イメージを持ちやすいと思っていたからでしょう。



逆に、優勝争いを盛り上げた松森さんは飛距離を活かしたイケイケゴルフです。ピンをデッドに狙い、バーディも多く獲るけれどもボギーも叩いてしまうゴルフです。彼女は今回優勝争いをしましたが、上位争いをするのは今回が初めてです。ということは課題も多い選手の筈ですね。

光里さんは最終日最終組が5回目と言われていましたが、優勝を意識する場面はもっと多かったわけです。そういう意味でも、「点」での活躍してかしていない松森さんではなく、「線」で活躍している光里さんが優勝して良かったと思います。

松森さんは今回優勝してしまうと一発屋となってしまう可能性がありました。スタッツ、過去の成績を見てもまだまだ発展途上の選手です。



イボミさんはまた優勝を目前で逃してしまいました。4試合連続2位ですね。18番のパーパットは、ほぼ同じ位置から先に打った松森さんのラインが参考になった筈で、必ず入れなければならないパットでした。しかし、松森さんが外したことでイボミさんが考えていたラインが消えてしまったのかもしれません。松森さんがパーパットを入れていたら、イボミさんも入れたでしょう。ゴルフとはそういうものです。

国内ツアーでは一番安定した選手なので、いつかは優勝するでしょうし、シーズン複数回優勝もするでしょうが、昨年のご不幸以降、運の無さを感じてしまいます。



成田さんは1番ホールでチップインイーグルとして、さぞかし楽しくゴルフをしたことでしょう。