PRGRレディスが終了しました。


イチヒさんが3年ぶりの優勝で通算18勝目を飾りました。おめでとうございます。

昨シーズンもパーオン率は9位とショットは良いものの、平均パット数50位が示すようにパットに苦しめられて優勝することはできませんでした。今週の試合でも最終日のパットはショート目が多く一進一退が続くゴルフでしたが、最終18番のロングパットが入りプレーオフに持ち込むことができました。神懸り的なパットでした。こういうのが入ると優勝するのですね。いつも冷静にプレーするスタイルのイチヒさんには好感を持てますし、この選手は日本で長く活躍していますので、今の外国人4強とは少し違う印象があります。ガツガツしていないところが長期間の活躍と18勝に繋がったのだと思っています。


鈴木愛さんは相変わらず強気のパットをします。嵌ればミドルパットの成功率はかなり高くなりますが、逆に3パットの可能性も高くなります。最終日はグリーンが止まりやすくなり、ミドルパットが残るケースが多かったと思いますので、鈴木さんにはお誂え向きの試合となりました。ただ、常時トップテンという選手にはならないだろうな・・・と感じます。琴乃ちゃんや鈴木さんのような強気のパットをする選手よりも、さくらさんやイボミさんのようなパットをする選手の方が成績は安定するものです。


絵理香姫は2回67を出しながら、2日目の74が痛かったですね。結果論ですが・・・。優勝が近いのは間違いないのですが、こういうチャンスをモノにして欲しいですね。


全さんは初日のロケットスタートのみ、上田さんは2日目の崩れ、テレサさんは初日の出遅れが響きました。

全体的にベテランの活躍が目立ったのは、このコースが飛距離優位ではなく、テクニックを必要とするからです。成田さん、森田さん、穴井さんといった選手のウイークポイントですが、まだ解消されていないですね。


初日  60台14人、アンダーパー42人

2日目 60台10人、アンダーパー25人

最終日 60台6人、アンダーパー19人


初日は天候に恵まれて好スコア続出でしたが、2日目は午後からの風、3日目は朝からの雨によってスコアは伸びませんでした。初日のトップが8アンダーで優勝スコアが9アンダーという結果でした。


試合が終わると、必ずと言ってよいほど「サンデーバックナインで伸ばさないと優勝できない」という記事が出てきますが、今回はバックナインで伸ばした絵理香姫は1打届きませんでした。

この格言はほぼ正しいと言っても良いのですが、ゴルフが確率のスポーツだとすればサンデーバックナインでスコアを伸ばすことが優勝に直結するのは当然のことですし、取り立てて記事にすることもありません。ある意味当然のことですから・・・。逆に、そうならなかった今大会のような時に何故だったのかを分析する方が意味ありますね。

今回は、雨という要因があったこと、伸ばした選手が2日目時点で差を付けられていた選手だったこと、イチヒさんのパットが入らなかったこと等挙げられます。


あと、フォンさんは3アンダー16位タイは悪い成績ではありませんが、ひっそりと帰っていった印象です。これが優勝すると「流石にアメリカツアーで活躍する選手は違う」という記事の嵐になりますが、フォンさんの「フ」の字もありません。マスコミなんてこんなものです。全て結果論です。フォンさんが今一つスコアを伸ばせなかった原因は何だったのかを分析していくと面白いのですが・・・。