スタッツ分析シリーズはまだ残っていました(笑)。
今週はアメリカツアーの試合もありませんので、片付けてしまいましょう。
2014年リカバリー率トップテンは以下の通りでした。
1 アンさん 74.8879
2 原ちゃん 70.0680
3 酒井さん 68.9170
4 テレサさん 68.9008
5 申ジエさん 68.2119
6 イジウさん 67.3640
7 上田さん 67.2043
8 吉田さん 67.1975
9 イボミさん 67.1642
10 イナリさん 67.1406
各部門の中で最も外国人選手がトップテンに占める割合が大きいのがリカバリー率です。
中でも、アンさん断トツです。パーオンできなくてもパーを拾えるのですから、強い筈ですし、成績も安定するわけです。アンさんのパーオン率は70%を少し上回った程度だったのですが、パーセーブ率が90%を超えたのは、このリカバリー率の高さによるわけです。アプローチとパーパットの精度が高かったということになりますが、忘れてはならないのがパーオンできなかったとしても寄せやすい場所に落としたショットの精度です。グリーンを大きく外して大ピンチというのが少なく、グリーンエッジ等が多ければリカバリー率が高くなるのは当然です。この脅威のリカバリー率は、そういうシチュエーションが多かったのだろうと推測されますね。
リカバリー率1位、10位、20位、30位、50位の変遷です。
1位 10位 20位 30位 50位
09 68.9453 64.8262 61.6981 60.9121 56.5378
10 67.3435 63.1976 61.0229 58.0952 54.9065
11 67.1930 64.5390 62.0438 59.7137 56.5385
12 70.2381 66.8367 63.8231 62.1451 59.0909
13 69.0363 66.4179 64.9502 63.0862 60.0515
14 74.8879 67.1406 64.6055 62.1181 59.6923
外国人選手が大量に参入してきた2010年から2011年のリカバリー率が底になっています。14年は底と比べると3.5~4.5%上昇しましたが、1位だけは7.5%も上昇しています。
先ほども書いたように、リカバリー率はアプローチを打つ場所、アプローチの精度、パーパットの決定率で決まるのですが、その数字を決める要素で一番大きいのはグリーンの速さでしょう。速いグリーンだと、アプローチはかなり神経を使います。グリーンの速さは天候にも影響されるのですが、遅いグリーンでの試合が多いとアプローチ技術を磨くことが難しくなります。
協会がツアーのレベルが上がっていると言うのであれば、アンさんに全く付いて行けなかったリカバリー率をどう説明するのでしょうか。