昨シーズンの日本ツアーは、賞金ランク、平均ストロークともに外国人選手が上位4人を独占しました。
しかも、平均ストロークで日本人トップの5位はアメリカツアー参戦予定のさくらさんです。
今シーズン、賞金女王争いに日本人選手が絡んでくればよいのですが、2年続けて外国人選手が上位独占するのではツアーも本格的な危機を迎えるでしょう。
マスコミの中には、外国人選手が強くても、アンさんは日本語が堪能で日本文化に溶け込もうとしている等と擁護している記事もありますが、一般のファンも同じ考えであると思っては大間違いです。
こんなことを書くのもどうかと思いますが、不動さんが全盛期、女子ゴルフ人気が低迷していたのは何故だったのかを理解せずに、アンさんやイボミさんは人気もあるから・・・などと考えていては、大きなしっぺ返しを食うことになるでしょう。
さて、その外国人選手4強は盤石なのでしょうか。
アンさんは来日5年で3回も賞金女王、平均ストロークは1位が4回と2位が1回と完璧です。ツアー屈指の安定感と強さを備え持った選手です。普通に1年間通してゴルフをすれば賞金ランクと平均ストロークは1位になるでしょう。ただ、国内18勝を積み重ね、目標とする20勝にあと2勝と迫っています。今まで通りのモチベーションを維持できるかどうか。また、手首の故障が持病のようになっていることも不安要素です。試合数を制限したり、プレーに支障が出る可能性もゼロではありません。あくまでも故障が酷くなった時のことですが・・・・。
イボミさんは安定感抜群の選手です。昨シーズンも賞金女王の可能性がありましたが、選手権を途中棄権せざるを得ない不幸があり、それ以降は彼女らしいゴルフができなかったようでした。終盤戦の不振は彼女自身の技術的な問題ではありませんから、今シーズンも賞金女王争いする可能性は十分あります。
ただ、彼女の場合、安定感はありますが、取りこぼしも多い選手です。過去の優勝回数は2~3回ですが、女王には少し足りないですね。あと1~2勝の積み上げができるかどうかでしょう。
申ジエさんは昨シーズンが初の国内ツアーフル参戦でした。前半戦調子が出なかったのは、それが原因だと思いますが、中盤戦から調子を上げ9試合で4勝という固め勝ちをしました。流石にアメリカツアー賞金女王経験者です。コース慣れする今シーズンは更に好成績を残す可能性を秘めています。ただ、アンさん同様に、故障を抱えている点が不安です。
テレサルーさんは抜群の飛距離を生かしてパーオン率1位でした。しかし平均パット数23位という数字が示すように、グリーン上のプレーに難があります。事実、出場26試合のうち前半9試合では賞金1千万円強しか稼いでいません。メジャーで2勝したので賞金ランクは2位となりましたが・・・・。
彼女の場合は故障というよりもパットで優勝を逃す試合が多いことが不安点となります。
外国人選手4強は強力な存在です。ただ、それぞれに不安点はありますので日本人選手が割って入る可能性はあります。ただ、4人が全滅することはなく、少なくとも2人は賞金女王争いに加わってくるでしょう。
日本人選手の中で全て上手く行った人が、彼女たちとの争いの末にトップの座を奪うことができるかどうか・・・・というところでしょう。