日本女子オープンは、結果的に外国人選手による優勝争いとなりました。優勝争いに唯一残った日本人選手は永井さんでした。
永井さんについては昨日書いたようにアマ選手だからこそ伸び伸びプレーできたことは確かですが、実力が無ければあの位置でプレーすることはできません。過去のツアー成績でもわかるように、現時点でプロと互角に戦える選手と言ってもよいでしょう。勝みなみさんが勝負強さと「持っている」感がある選手であるのに対して、永井さんや森田遥さんは比較的安定して成績を残せるタイプのようです。して
ただ、これらはあくまでも現時点での話です。日本女子オープン3位という成績のアマ選手は居なくても、それに近い成績を残したアマ選手はたくさんいましたが、プロになって一流選手として活躍している選手ばかりではありません。期待されながらもプロになって鳴かず飛ばずの選手もいますし、それなりに活躍しているとは言ってもアマ時代の戦績ばかりが目立つ選手もいます。
アマ選手として一時代を作ったとしても、プロの道を選択すれば、プロとしての成績で評価されます。現時点での活躍は十分評価しますし、期待度も大ですが、これからが勝負です。現時点で一方的に過大評価した後で、プロ入り後に期待を裏切ったなどと言うようなことは避けたいものです。
鈴木さんは選手権で優勝して、マスコミから日本一の女子プロになった感想を聞かれた時に、まだそんな選手ではないというコメントをしていました。自分のことを冷静に見ることができる選手だと思いましたし、彼女の成績を見ると所謂フロックではなく、それなりに安定した成績を残せる選手だと書きました。
事実、選手権後の試合も安定していましたが、女子オープンでは自分を見失ったというべきか、自分に期待しすぎてしまいました。本人もそういうコメントをしています。
これはマスコミの責任というか、周囲がそういうことに注目しすぎてしまったからでしょう。
結果5位というのは十分活躍したと言える成績ですが、○○記録とかいうものが先走りすぎて、本人もそれに振り回されたのではないでしょうか。それが原因で、上手く行かないゴルフとなって、不貞腐れたような態度になってしまったのだとすれば残念です。まだ、トップテンに2回しか入っていない選手であることをもう一度自覚して練習あるのみです。
外国人選手は、優勝したテレサさん、2位のイナリさんだけでなく、アンさんも上位ですし、申ジエさんとイボミさんも最低限の仕事をしたと言えるでしょう。
逆に、日本人選手では、鈴木さん、大山さん、絵理香姫、東浩子さんが及第点でした。しかし、鈴木さんと東さんは「点」で活躍しただけです。東さんもウェイさんもまだまだシード圏内に遠いのか現実です。
本来、上記外国人選手に対抗すべき選手が上位に入らなかったことは、LPGAとしてどう考えるのでしょうか。
1試合の成績だけで断じることはできませんが、「世代交代」の立役者と言われた選手達はどうだったのでしょうか。女子オープンとしてはイージーな設定でしたが、イケイケの勢いだけで攻略できるコースではありませんでした。イケイケで成績を残せるような試合ばかりを続けていると、こういう試合で結果を残すのは難しくなりますし、実力が成績に追い付いていないと言うことになります。