正式決定ではないものの、国内女子ツアーが来シーズンには39試合開催される方向であるとの報道がありました。
協会の営業努力と選手たちの努力の結果でもありますから、試合増そのものは歓迎したいと思います。
2試合増となるわけですが、今年開催された試合がそのままの日程で全て開催されると仮定すると、7月の日医工とサマンサタバサの間、8月のセンチュリー21とmeijiの間ということになります。
7月の試合は梅雨末期、8月の試合は梅雨明け後の酷暑の時期ですから、北海道や東北地方以外で開催されるとすれば、選手にとっては暑さとの戦い、体力消耗との戦いになります。
定期的に欠場する選手にとっては出場する試合の選択肢が増えるだけで大きな影響はありませんが、基本的に全試合に出場するタイプの選手にとっては、まさに「休み無し」となりますので、体力だけでなく故障の危険性も増すわけです。
選手の皆さんはスケジュール管理、体調管理をしっかりとしないと、「試合があるから出る」というのでは後になって大きなツケが回ってくるかも知れません。新しくゴルフトーナメントを開催するスポンサーは人気選手に出場してもらいたいでしょうし、人気選手はそのプレッシャーも感じつつツアーを戦っていくことになりますね。
ただ、選手はスポンサーのことよりも自分自身を大切にして、遠慮せずに欠場していけば良いでしょう。欠場が増えれば、QT順位が下位の選手にもチャンスが回って来ます。その場合、ステップアップツアーの日程の問題も考えなければいけません。出場枠に余りが出るような不細工なことは避けたいですからね。単に試合数が増えたから良いというのではなく、ステップアップを含めたツアーをどうするのか・・・、選手の実力アップや若手選手の育成をどうするのか・・・・など、総合的に考えないといけません。
話題を変えて、さくらちゃんのスタッツの変化を見ておきましょう。
マンシング終了後 ニトリ終了後
平均ストローク 71.3542(7) ← 71.4889
パーオン率 69.213(14) ← 68.2716
平均パット数 1.7956(19) ← 1.8007
パーセーブ率 87.3843(4) ← 87.1605
平均バーディ数 3.0208(23) ← 2.9333
リカバリー率 65.7895(14) ← 66.1479
マンシング東海では、さくらちゃんのパーオン率は83.33%でした。これは2位になった日医工に次ぐ今シーズン2番目の数字です。54ホール中45ホールでパーオンに成功したことになります。
45ホールでパーオンしながら、バーディは13個でした。その率は28.88%となります。悪い数字ではないですが、バーディ合戦で優勝する選手は35%以上となることが殆どなので、少し足りませんでした。やはり初日と2日目がバーディ3個というのが物足りませんでした。
計算上、パーオンできなかった9ホール中5ホールでボギーとしたことはいけません。これがリカバリー率のみ低下した原因です。特にアプローチが難しいコースでなかったことは、リカバリー率の順位が直前の選手権終了後よりも3つ落としているので明らかです。今大会ではボギーが2個多かったと言えるでしょう。
ショットメーカーと言われるさくらちゃんですが、賞金女王となった09年のリカバリー率は1位、昨シーズンも2位だったように、無駄なボギーを叩かないことで爆発的に活躍する選手に対抗する成績を残してきました。
バーディパットが入らないたけでなく、パーパットを入れる粘り強さに欠けているというのがデータから見た今年のさくらちゃんです。残り試合、ショットとパットが噛み合った試合を沢山見たいものです。