さくらちゃんの故障棄権はある程度予想していたこととは言え、プロデビュー以来大きな故障もなくここまで順調に来ていた選手だけに残念な思いです。
これまで試合途中で棄権したことはありましたが、頭痛やジンマシン等、ゴルフと直接関係する故障ではなく、治療により1週間後の試合には出場可能なものばかりでした。
今回は、そう簡単なものではないでしょう。今週の試合もエントリーしていますが、欠場する可能性も高いと思います。
今年のさくらちゃんは、アメリカメジャーでの善戦を大きな課題としていましたので、国内ツアーでは影の薄い存在でした。一旦調子を上げた時期がありましたが、優勝には届かず、日米を往復しているうちに国内ツアーの日程も半分以上消化してしまいました。
今、ネギックがさくらちゃんに求めることは、日本女子オープン優勝という大目標、リコーカップに出場して活躍するという目標に絞られました。それも無理をして挑戦するべきものではありません。シードが確定しているわけではありませんが、ほぼシード圏内だと思いますので、無理をするべき時ではないと思います。
さくらちゃんはNEC軽井沢に出場して、初日2オーバーと出遅れて、2日目スタート前に棄権しました。
よって、スタッツはかなり悪くなっていると思って確認しました。
NEC終了時 meiji終了時
平均ストローク 71.2857(9) ← 71.2195(6)
パーオン率 69.4444(13) ← 69.2412(12)
平均パット数 1.7958(20) ← 1.7922(16)
パーセーブ率 87.4339(5) ← 87.5339(4)
平均バーディ数 3.0238(23) ← 3.0732(20)
リカバリー率 66.2338(17) ← 66.9604(10)
予想通り、各部門の順位を下げています。他の選手がイージー設定により数値を向上させたのに対して、1ラウンドとはいうもののオーバーパーだったのですから当然のことでしょう。
しかし、パーオン率だけは試合後に上昇していました。驚きです。
この試合でのパーオン率は77.78%でした。18ホール中14ホールでパーオンしているわけです。
つまり、14回バーディパットを打って1回しか入らなかったことになります。チャンスに付けられなかったものもあったでしょうが、確実にモノにすべきバーディチャンスも逃していたわけです。
また、パーオンできなかった4ホール中3ホールをボギーとしてしまったことも問題です。これも居れるべきパーパットで我慢できなかったことがわかります。
形の上ではパットが入らなかったためにスコアを伸ばせなかったのですが、右肩の違和感により、パットに集中できるような状態ではなかった可能性があります。
くどいですが、無理をしないことです。
無理をして成功した選手は短期的には存在するでしょうが、長期的には存在しないと思っています。
実力が衰えたわけではありませんので、来シーズンの巻き返しは十分可能です。それに向けてさくらちゃんは調整して欲しいと思います。