今週は、国内ツアーはオープンウィークとなっており、ステップアップのカストロールレディースとプロテストが行われました。
カストロールレディースは琴乃ちゃんが初日64とビッグスコアをたたき出したものの、2日目に73として、3打差つけていた大竹さんに並ばれてしまい、プレーオフで負けてしまいました。
ビッグスコアの翌日は難しいと書いた通りの展開で、これがゴルフの怖さです。結果は選手個人のことですから、受け入れるしかありません。
しかし、出場した選手を見ていくと、問題提起せざるを得ないと思いました。
これまでにも、QT上位の選手がステップアップに出場することの問題点、一発勝負のQT順位が1年間有効の特典になってしまっている問題点などを書いてきました。
琴乃ちゃんの結果を見てから問題提起しているわけではなく、今回のようなことが起こるのは想定内でした。協会は想定していたのでしょうか?
十分に試合に出場する権利を持っている選手が、ステップアップにすら出場する機会をなかなか与えられない選手の数少ないチャンスを奪っているわけです。
今回プロテストに合格した新人選手は2年間、ステップアップへの優先出場権を得るわけですが、それによって押し出される選手も居るはずです。2年間与えられたチャンスを活かすことができなかったのは選手自身の問題であり、仕方がない面がありますが、多くの選手はまだ20台前半だと思われます。
何かがキッカケで大きく伸びる可能性もあるわけですから、ステップアップにも出場できなくなるとすればかなり厳しいプロ生活となることが予想されます。
数少ない権利、一方で、すでに権利を持っている選手がさらに権利を使用するという矛盾。
プロテストの行われた週に開催されたステップアップで矛盾点が大きくクローズアップされたのは、規定を見直す議論をしろ・・・というゴルフの神様のお告げなのでしょうか。