サマンサタバサレディーストーナメントは終了しました。
琴乃ちゃんの優勝争いをテレビで見ていましたが、プレーオフで負けてしまい、ネギックは丸1日気持ちが落ち込んでしまいました。
ゴルフ中継が終わって、これほど気持ちが落ち込んだのは初めてです。
昨年さくらちゃんが賞金女王を逃した時も、こんな感覚にはなりませんでした。
今日は最終成績を掲載しません。琴乃ちゃんに対する思いを書きますので、興味の無い方は飛ばしていただいて結構です。かなり「重たい」内容です。
琴乃ちゃんは最終日を8バーディ、ノーボギーの64で回りました。イージーなコースではありますが、3日間ともに60台で回り、最終日も前半32で後半失速せずに最後のホールまで崩れることがなかったのですから、評価してあげたいと思います。最終日の15番以降にバーディを獲っていれば・・・というのはタラればになりますし、64で回っている選手に対してあと1ストローク伸ばせ・・・というのも酷な話です。
また、プレーオフも琴乃ちゃん自身が崩れたわけではなく、成田さんが素晴らしいプレーをしてバーディを獲ったのですから仕方がありません。
成田さんにとっては今シーズン3勝目です。優勝争いにも慣れ、若さもあってイケイケドンドンの選手です。優勝に対するプレッシャーは感じていなかったと思います。
時々、中継で「優勝に対する気持ちの強い人が勝つ」などと言っている解説者を見ますが、これほどいい加減な言葉はありません。
今回は琴乃ちゃんの方が比較にならないほど優勝に対する思いは強かったでしょう。
成田さんには単なる1勝の積み上げにすぎませんでしたが、琴乃ちゃんにとってはプレーオフでの勝敗は大きな違いがありました。
優勝していれば、今シーズンの残り試合殆どに出場し、来シーズンのシードも確定したでしょう。今シーズンと来シーズン合わせて50試合以上の出場権を確保できたわけです。
しかし、2位となり、来週の1試合の出場権を確保しただけに終わってしまいました。22歳、伸び盛りの選手にとって、この違いは大きすぎます。その違いを感じていたからこそ、終盤、そしてプレーオフでのプレーに硬さが見えました。ホステスプロでしたし、背負うものが重たすぎました。
これで彼女が今シーズン残り試合で、出場が確実なのは2試合のみとなりました。女子オープン予選もありますが、それ以外はステップアップで優勝しないと、これだけの活躍をしても彼女は試合に出ることすら叶いません。
獲得賞金は1500万円近くになりました。シードは1900万円程度必要と思われます。2試合で400万円はかなりハードルが高いですから、ステップアップ優勝して4試合の出場を積み上げることが大事です。
ただ、悪いことばかりではありません。これでセカンドQT免除はほぼ確実ですし、あともう少し賞金を積み上げることができればサードQTも免除となる可能性があります。その場合でも最終QTで順位を上げないといけませんから安心はできませんが・・・。
彼女のプレーを見ていて、今回は笑顔が印象的でした。それは自信があるからだと思います。
スタッツを見ても、琴乃ちゃんはシード選手の数字を残しています。ステップアップでも、QTでも、琴乃ちゃんよりも強い選手は殆どいません。それでも勝つことは別ですが、自信をもってゴルフをすることができるようになったのは大きな収穫ですし、今回の経験で自信を更に深めるキッカケとなったのであれば大きな意味があります。
琴乃ちゃんにとっては優勝を逃したことは本当に残念ですが、倍返し(古いですが・・・)にして今後の活躍を見せて欲しいです。こんなこともあった、と笑って言えるようになれば、今回の経験は彼女のゴルフ人生にとって大きなプラスになったと言えるでしょう。彼女の夜明けは近いと信じたいです。