過去5年間のパーオン率上位20人の平均値を出してみました。
2009 68.4794
2010 68.1542
2011 68.1746
2012 68.9999
2013 70.4035
平均値の変化を追っていくと、△0.3252→0.0204→0.8253→1.4036となっています。ここ2年間のパーオン率の伸びは素晴らしいものがありますし、2013年は格段にパーオン率が向上したシーズンだったことが解ります。
1位と10位の選手のパーオン率だけを比較すると以下の通りになります。
1位 10位
2007 70.9764 67.1053
2008 73.9538 68.2716
2009 71.6971 68.1763
2010 71.8954 68.2971
2011 72.2892 67.4603
2012 72.8571 68.9788
2013 73.1481 70.2457
2013年1位のパーオン率よりも2008年1位の方が上回っています。このシーズンは設定が簡単だったのか・・・と言うと、10位で比較すると実に2ポイント近くの差があります。
つまり、2008年は上位3~4人のパーオン率が突出していて、平均的な選手との差が大きかったわけです。1位と10位の差は5.5%以上もありました。2008年トップ3は大山さん、さくらちゃん、イチヒさんです。
ところが、2013年の1位と10位の差は2.9%しかありません。差が付きにくいシーズンだったことになります。2007年と2011年を除くと、例年3.5%程度の差が付くので、2013年は異常な数字だということになります。
この原因として、①全員のショットレベルが向上している、②パーオンし易いコース設定の試合が多かった、という2点が挙げられます。①は楽観的な見方です。ただ、選手の飛距離は道具の進化や対象選手の若返りによって伸びていますので、ある意味では当っていますが、②に原因があったことも間違いないところです。
何故かと言うと、パーオン率が高くなるということは、それだけリカバリーの機会が少なくなりますので、リカバリーに難のある選手にとっては都合の良い設定となります。リカバリー率51位以下の選手が7勝もしていることがそれを物語っています。これが本当に、日本人選手、日本ツアーにとって良いことなのでしょうか?