さくらちゃんのスタッツをマスターズGC前後で比較しました。



          マスターズGC終了後   富士通終了後

平均ストローク  70.5413 (2)  ← 70.6321 (2)

パーオン率    69.0294 (12)  ← 69.1799 (10)

平均パット数   1.7509 (1)  ← 1.7598 (1)

パーセーブ率   87.9310 (3)  ← 87.8968 (6)

平均バーディ数  3.7126 (2)  ← 3.631 (2)

リカバリー率   67.6289 (5)  ← 67.5966 (5)



優勝したので当然数字は良いと思っていましたが、パーオン率は落としていました。

マスターズGCでのパーオン率は54ホール中35ホールの64.81%でした。

今年優勝した2試合のパーオン率は75%以上ありましたので、今回の優勝はショットよりもパットだったことが解ります。

パーオンした35ホール中18ホールでバーディを獲った計算になります。何と50%超えです。これまでのさくらちゃんには無かったことではないでしょうか。

逆に、パーオンを逃した19ホール中ボギーとしたのは6ホールでした。パーセーブ率はまずまずだったことになります。



さくらちゃん  18バーディ、6ボギー

アンさん    15バーディ、6ボギー

フォンさん   10バーディ、2ボギー

上田さん    14バーディ、6ボギー



上位選手を比較しても、さくらちゃんのバーディ数が光っています。これは2ラウンド目の9パーディが効いているのですが、今回は爆発力の威力を発揮した試合でした。



賞金女王の話題もそうですが、シード争いの方も、フォンさんが予定通り圏内に入ってきたために、1人ずつ押し出される格好になり、熾烈なものとなってきました。

イジウさんが圏内最下位、井芹さんと渡邉彩香さんがイジウさんを追っていますが、その下に上田さんが上がってきました。上田さんは来週の試合でトップ5に入ればシード確保の可能性が出てきましたし、マスターズGC3位で他の試合にも出場可能となりました。シード争いの台風の目となってきました。



問題は申ジエさんです。マスターズGCの予選落ちは彼女にとって大誤算だったでしょう。森永ウイダー、ミズノ、リコーカップに出場して600万円以上稼がないといけません。今シーズン1試合あたり200万円稼いでいる申ジエさんですが、結構微妙です。



そんな中、三塚さんと諸見里さんは複数年シードを持っているとは言え、今シーズンの賞金シードを確保することが厳しくなってきました。今シーズンは良いのですが、来シーズンも同じような状況ならシード落ち必至の状況です。