成田さん、吉田さん、堀さん、比嘉さん、森田さんが優勝したことで世代交替が叫ばれていますが、その前に、旧世代とは誰なのでしょうか?
それも明確にしないで世代交替を叫ぶのはどうなのでしょうか?
2005年以降の実力を示す平均ストロークトップ3を見ると以下の通りです。
2005 不動さん、藍ちゃん、大山さん、さくらちゃん、イチヒさん
2006 大山さん、さくらちゃん、福嶋さん、辛さん、イチヒさん
2007 上田さん、さくらちゃん、不動さん、大山さん、全さん
2008 イチヒさん、さくらちゃん、大山さん、三塚さん、宋ボべさん
2009 さくらちゃん、全さん、智恵ちゃん、イチヒさん、諸見里さん
2010 アンさん、さくらちゃん、全さん、智恵ちゃん、馬場さん
2011 アンさん、智恵ちゃん、イチヒさん、さくらちゃん、全さん
2012 全さん、アンさん、智恵ちゃん、イボミさん、佐伯さん
2013 さくらちゃん、アンさん、森田さん、全さん、佐伯さん
確かに、先週の成田さんも含めて優勝者の顔触れが若返った感がありますし、現時点では森田さんを筆頭に、堀さん、吉田さん、比嘉さんといった若手選手がさくらちゃんよりも賞金ランク上位につけています。
これをもってマスコミ等は世代交替と騒ぐのでしょう。
平均ストロークを見ると、藍ちゃんがアメリカツアーに参戦した2006年以降は、さくらちゃん、全さん、イチヒさんの3人がツアーを引っ張って来たことがわかります。大山さんはケガ、不動さんは試合数をセーブし、上田さんもアメリカに渡りました。一過性の活躍をした選手もチラホラと見えますが、2009年から智恵ちゃん、2010年からアンさんが加わりました。今年からその智恵ちゃんがアメリカに渡り、森田さんが穴を埋める形になっています。
ここには、先ほど名前の挙がった選手は登場してきません。
平均ストロークで言えば、吉田さんが10位、成田さんが17位、堀さんが24位、比嘉さんが40位です。もちろん若いですし、発展途上の選手なので、今後の伸びは期待されるのでしょうが、吉田さん以外はまだまだです。期待値が大きいのは解りますが、世代交替と言えるほどの実力には無いわけです。
何故、平均ストロークに拘るかと言えば、単に実力のバロメーターというだけではなく、過去に平均ストロークと賞金ランクの順位に乖離のある選手は、その後の活躍が今一つということがあるからです。
賞金ランクは高額賞金試合でたまたま好成績を残した場合に上がりますし、1回優勝すれば、トップ5を3回続ける以上の賞金を獲得できる仕組みです。現在売り出し中の選手は、一過性の活躍に終わる可能性を十分秘めていることを忘れてはいけません。
過去8年間、賞金ランクでもトップクラスを守り続けた選手は、平均ストロークでもトップクラスであり続けました。世代交替を叫ぶ前に、平均ストロークを上げて行って欲しいですね。