アメリカ女子ツアー開幕戦となるISPSハンダ女子OPは申ジエさんが通算18アンダーで優勝しました。

2打差の2位にはヤニツェンさんが追い上げ、注目のリディア・コーさんは最終日にスコアを崩して3位に終わりました。

開幕戦のわずか1試合を見ただけではシーズン全体を占うことはできません。特に、この試合には有力な韓国人選手がわずかしか出場していない等、どちらかと言うと手薄なメンバー構成でした。

しかし、申ジエさんの健在ぶりを見ることができましたし、ヤニさんの追い上げぶりも大したものでした。

上位選手を見ると、色々な国の選手が活躍しています。地元の選手だけでなくタイの選手もいますし、ヨーロッパの選手も目立ちます。色々な国の選手を見るには良い試合となりましたね。


上原彩子さんは初日66と好スタートを切りましたが、2日目からは73、74、75と尻すぼみの成績に終わり、通算4アンダーの48位となりました。2日目から良くなかったですから、4日間大会が駄目という話ではありません。4日間あれば1日は良かったとしても、残り3日間をまずまずのスコアで凌いでいかないと上位には残れません。

3日目をアンダーで回っていればトップ20はあったかも知れません。早い時期にアメリカツアーのシードを確定しておきたいでしょうから、折角の好スタートを成績に結び付けられなかったのは残念です。


来週はタイ、その次はシンガポールと、暑い地域で2試合開催されます。日本人選手も多く出場してきますので、楽しみも増えてきます。