本日発売の週刊ゴルフダイジェストで、さくらちゃんのスランプ脱出作戦の第2弾が掲載されていました。


2月6日に「さくらちゃん復活計画」という記事を書いたのですが、その後Bugwineさんからコメントを頂いていましたので、ここで紹介します。


>他人のスイングに口を出す場合、正しいスイングというのがなければいけませんが、それが誰も持っていないのはもう分かっていることです。
コーチのスイングの多くはマットの上でのスイングですね。だから名選手を多数輩出もできないし、自分自身もたいした成績は出せないです。
己が実践できない理論ほど曖昧なものはありません。
プロコーチの多くが修正役だったり、第三者的な目で見る助言役だったりで教えるということはほとんど無いですね。理屈を組み立てても自分ではできないので、はるかに上のプロにやってみてもらう感じです。上手くいってもそれは高い能力の上でのことなので一般化できません。

まじめなプロ相手のコーチは「コーチって本当に必要なのだろうか?」と悩むみたいですよ。過度の自信家だけ大手を振ってコーチ面しているだけだと思います。



プロ、それもさくらちゃんクラスの超一流選手をコーチするというのは、ジュニアゴルファーを指導することと根本的に違ってきます。

ジュニアの場合は、スイングを作り上げることや技術的な指導が中心となりますが、超一流選手はその辺を一応習得していると考えられます。選手によってスイングの違いは当然あるわけですが、これらの選手は基本的なことは身に付いた上での個性が出ています。

その段階で入ってくるコーチは、微修正的な役割が中心になるでしょう。

手とり足とり指導しなくても、1言えば10解るような選手ですから、事細かく指導することはないですし、逆に、それをやられたらボロボロになってしまいます。


今回も雑誌の記事というレベルで、さくらちんも先輩方の好意に対して一応の礼儀は尽くしながらも、自分自身で消化してトレーニングを行ったものと思います。

人によって言うことも違いますし、全員の言うことを聞くわけにもいかないでしょう(笑)。

今回は、特に、体幹を鍛える部分に主題があったように思われます。


いずれにしても、スイングを大きくいじるわけではなく、長期戦を戦える身体作りに主眼を置いていたのであれば、結果が付いて来るでしょう。