いよいよ、国内ツアー開幕まで1ヶ月となりました。

また、アメリカツアー開幕は来週です。選手の皆さんのトレーニングもそろそろ終盤を迎え、基礎体力作りからスイングの調整へと進んでいる頃だと思います。


2012年GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤーの表彰式が2月1日に行われました。

女子の場合、プロテスト合格後またはプロテスト合格者以外ではじめにTPD登録をした者で、2シーズン以内という条件があるようです。但し、初年度に限り、全試合数の3分の1の出場であれば含まないことになっています。

プロテスト合格組で言えば、2010年合格者の大部分と2011年合格者がこれに該当します。

今回は成田さんと愛璃さんが受賞しました。

成田さんはプロテスト合格組ではなく、TPD登録した初年度でした。賞金ランク27位で1勝していますので、最近の若手選手としては順調にシード入りした選手と言えるでしょう。


愛璃さんは2011年のプロテスト合格者ですが、2010年、2011年ともに少ないながらもTPD登録で試合には出場していました。2010年は3試合のみ出場なので、先の条件でいけばカウントされないシーズンだったわけです。

しかし、2011年が初年度扱いとなり、2012年は2年目扱いになりますね。1勝して賞金ランクは44位だったのですが、今年は一段上の活躍を見せて欲しいところです。


さて、昨年活躍した若手選手、巷では世代交代を巻き起こした選手らしいのですが、それぞれ初優勝を果たした吉田さん、大江さん、木戸さんは、いずれもこの条件を満たしていませんでした。

吉田さんは2009年プロテスト合格ですが2007年デビューなので2008年が初年度扱い、大江さんは2009年プロテスト合格で2010年が初年度扱い、木戸さんは2008年プロテスト合格で2009年が初年度扱いでした。


今シーズン、誰が受賞するのでしょうか。

初優勝の待たれる酒井さんは2010年プロテスト合格、絵理香姫は2008年プロテスト合格なので対象外です。やはり比嘉さんが大本命になるのでしょうか?