前回は賞金ランク20位までの選手について部門別順位の特徴を見てきましたが、引き続き21位以下の主な選手について見たいと思います。「21位以降はよいでしょう」という声もありました(笑)が、昨年活躍した若手選手と活躍できなかった中堅選手を比較するのに丁度良いデータなので、やはり書きます。
数字は、左から平均ストローク、平均パット数、パーセーブ率、パーオン率、リカバリー率、平均バーディ数です。(赤字は目立って悪いもの、青字は目立って良いものです。)
21 馬場さん 19 29 19 14 33 19
23 大江さん 47 35 58 52 50 27
24 表さん 26 21 32 15 66 17
25 北田さん 28 55 20 30 5 37
26 彩子さん 27 49 13 35 4 52
27 成田さん 38 38 50 25 55 14
29 木戸さん 35 62 36 6 53 32
30 永井さん 44 65 39 34 38 60
31 茜っち 32 26 37 33 40 26
32 金田さん 33 28 28 31 21 43
33 一ノ瀬さん 31 25 18 48 14 39
36 酒井さん 24 40 16 24 12 36
37 諸見里さん 41 30 52 61 29 29
38 原ちゃん 37 15 33 65 20 41
41 藤本さん 36 22 38 28 58 28
42 福田さん 42 31 40 55 35 49
43 絵理香姫 34 56 31 16 44 48
44 愛璃さん 68 78 67 49 64 70
46 穴井さん 54 54 56 26 74 35
46 藤田さん 46 68 35 20 52 66
この中で、昨シーズン躍進したと言える若手選手は、大江さん、成田さん、木戸さん、酒井さん、絵理香姫、愛璃さん、穴井さんでした。この中で初優勝した大江さん、成田さん、木戸さん、愛璃さんのスタッツには見事なほど共通点があります。4人全員、リカバリー率が50位以下です。では、何が良かったかと言うと、木戸さんはパーオン率、成田さんは平均バーディ数、大江さんは・・・・・。未勝利に終わったさくらちゃんや茂木さんの方がよほど良いですね(笑)。
昨シーズンはリカバリー技術を必要とするような難易度の高い試合は少なかったということになります。彼女達の課題はリカバリー技術の向上だけかと言うと、そうでもないようです。パットも磨かないといけませんし、木戸さん以外はピンを狙うショットの精度も今一つです。つまり、マスコミ等でも今シーズンの活躍が予想されている若手選手は、まだまだ世代交代を巻き起こすレベルではないということです。
若手選手の中では、酒井さんと絵理香姫は少し違う形となっています。酒井さんのリカバリー率とパーセーブ率、絵理香姫のパーオン率は20位以内ですから、光るものがあったということでしょう。しかし、優勝には手が届きませんでした。2人に共通するのはパットがもう少し良ければ・・・・、バーディパットがもう少し入れば・・・・、ということだったようです。2人の課題も見えてきます。
思うような活躍がなかった馬場さん、北田さん、彩子さん、茜っちを見ると、北田さんと彩子さんは例年通りリカバリー率が良いものの、他のスタッツは賞金ランクと同レベルです。故障に泣いた選手も多いですが、北田さんと彩子さんは、リカバリー技術を要求される試合が少なかったこととも影響したのでしょう。