協会が発表しているデータ以外に、ネギックが独自に計算しているデータがあります。
その1つがさくらちゃんとその他の選手の勝敗表です。
さくらちゃんが2位に入っても優勝者には負けですし、50位でも予選落ちの選手には勝ちとなります。
1シーズン通して、どの選手に対して、何勝何敗だったのか見てみましょう。さくらちゃんから見た勝敗で、()内は昨シーズンです。
全さん 7勝20敗1分 (15勝8敗1分)
智恵ちゃん 9勝13敗1分 (12勝9敗1分)
イボミさん 11勝13敗1分
アンさん 8勝9敗3分 (8勝13敗)
佐伯さん 15勝13敗1分 (15勝9敗)
真夕さん 14勝12敗5分 (18勝9敗1分)
不動さん 11勝9敗3分 (9勝6敗3分)
笠さん 18勝13敗1分
イチヒさん 14勝8敗1分 (10勝13敗1分)
森田さん 18勝10敗3分
彩子さん 18勝9敗1分 (22勝7敗)
茜っち 20勝8敗1分 (20勝5敗2分)
馬場さん 23勝6敗1分 (16勝9敗1分)
藤本さん 23勝6敗
琴乃ちゃん 21勝5敗1分
藤田さん 19勝4敗 (18勝5敗1分)
諸見里さん 24勝5敗 (22勝2敗1分)
昨年負け越した相手は、アンさんとイチヒさんの2人だったのですが、今年は全さん、智恵ちゃん、イボミさん、アンさんの4人に負け越しています。目立つのは全さんに対する負け越しの多さです。実は、全さんに対戦成績の上で負け越したのは2008年以降では初めてとなります。さくらちゃんの調子が悪かった以上に、全さんの調子が良かったのでしょう。
智恵ちゃんに対しては2010年以来の負け越し、アンさんには3年連続負け越していますが、今シーズンの負け越しは1つでした。
今シーズン2勝の佐伯さんとイチヒさん、優勝を経験した真夕さん、森田さん、笠さんに対しては勝ち越しています。悪い、悪いと言われたさくらちゃんですが、それなりの成績をキープしたことの裏返しでしょう。逆に言えば、彼女たちは安定感に欠ける面があったということでしょう。
今シーズン初優勝した選手達との勝敗は計算していません。おそらく大差でさくらちゃんが勝っているでしょう。
勝敗は時の運というのもありますが、年間通した選手間の勝敗を見ていくと、勝てる可能性が見えてきます。マッチプレーではないので選手同士の相性は関係ありませんが、常にライバル選手よりも上位にいることが優勝のチャンスということになります。
こうして見ると、掛け持ち選手を除けば、今シーズンもさくらちゃんはツアーのトップ5をキープしていたことがわかります。これだけ調子が悪くても・・・。
来シーズンは智恵ちゃんがいませんので、残りの3人に勝ち越すことで賞金女王が現実のものとなるでしょう。
またたびゴルフさんからコメントを頂きました。要約します。
>男子が女子よりも高い年齢までトップで活躍している・・・・体力よりも精神的なモチベーションが大きい・・・・個人差はありますが40歳くらいまでは全然問題なくできる、やる気があれば・・・ただ、そのやる気が実は体力の衰え以上に戻らないという事をよく聞きます。
体力の衰えは20歳から始まると聞いたことがあります。さくらちゃんだけでなく、若手と言われている森田さんだって体力の衰えは始っているのでしょう。ただ、トレーニングによる体力の維持・向上もありますし、ゴルフでは経験や精神力など経験を積むことによって強化される部分も大きいので30代でも十分勝負できるのでしょう。
ただ、モチベーションの低下は何がキッカケになるかわかりません。賞金女王というトップの座を経験することはモチベーション低下の原因となる可能性はあります。幸いにして、さくらちゃんにとっては賞金女王を外国人の手から取り戻すという課題があります。まだまだモチベーションは維持していると見ますが、逆に空回りしてしまったシーズンかも知れませんね。