「さくら、自身2度目の最下位」

こういう見出しは、何かとクレームを付けたがる輩には刺激的なご馳走なのでしょう。

「最下位になるのはやる気が無いからだ・・・・。」とか「終わった」とか「世代交代が進んできたので用済みだ・・・・。」といった口汚いコメントをする人もいるようで、女子ゴルフファンとしたら情けないというか、恥ずかしくなります。



毎週予選落ちを繰り返している選手だって、やる気が無いから予選落ちをしているわけではありませんし、必死な思いで練習をしています。成績が上がらないのには原因があるわけですが、それは必ずしも選手がいい加減なことをやっているからではありません。

こうやって罵られるのは一流選手の証だという意見もあるでしょうが、ファンに夢を与えてくれる選手に対して発して良い言葉と良くない言葉というのがあります。





最下位とは言っても、予選を通過した中での最下位です。予選で最下位だったわけではありません。こんな記事を書くマスコミは本当にゴミですね。

努力をしても結果に結びつかない選手本人が一番情けない思いをしています。その努力を貶すような記事を書くのがマスコミの仕事なのでしょうか?



そういえば、2007年後半から大スランプに陥った藍ちゃんに対しても、酷い記事が出ていました。その後、年間5勝した年には、その記者はどんな顔をして藍ちゃんの記事を書いたのでしょうね。



賞金ランク20位までの選手と今年優勝した選手の予選落ち回数を調べました。(試合数の少ないフォンさんと朴さんを除きます)



予選落ち0回    全さんさくらちゃん

予選落ち1回    アンさん、笠さん、不動さん

予選落ち2回    智恵ちゃん、森田さん、真夕さん、茂木さん

予選落ち3回    イボミさん、姜スーヨンさん、井芹さん

予選落ち4回    イチヒさん、佐伯さん、吉田さん、リエスドさん、若林さん

予選落ち8回    木戸さん、辛さん

予選落ち9回    大江さん、成田さん

予選落ち13回   永井さん

予選落ち15回   愛璃さん





プロですから優勝が評価されるのは当然のことですが、予選を通過してお金を稼ぎ、日曜日に応援に来るファンに顔を見せるのがプロとして最低限の仕事だと思っています。

今シーズン複数回優勝している選手でも複数回予選落ちしている選手もいる中で、さくらちゃんは全さんと共に、全試合予選を通過してきました。

これは大きく評価されるべきことですが、そういうことを無視して選手の批判をする「小さい」人間がゴルフファンの中にいるというのは恥ずかしくなります。

世代交代を叫ぶのも良いですが、出場試合数の3分の1前後も予選落ちしているようでは、まだまだ女子ツアーの中心選手と呼ぶレベルではありません。

厳しい言い方かも知れませんが、通算で5勝以上して、予選落ちの回数が年間5試合程度にならない限りは一流選手とは呼べないでしょう。



こうして見れば、やはり日本の女子ツアーを代表する日本人選手は、さくらちゃんと不動さんしかいません。(智恵ちゃんはアメリカに行くので)



ゆっくりと、復活するのを待ちましょう。