宮里美香さんがアメリカツアーで優勝したことにより、マスコミでも大きく取り上げられています。
相変わらずの苦労話と、マスコミが大好きな「最年少」のオンパレードです。藍ちゃんの記録を更新する最年少記録などどうでもよいのですが、藍ちゃんよりも少ない試合数で優勝したことにもう少し触れて欲しいですね。
藍ちゃんの方がゴルファーとして完成された状態でアメリカツアーに挑戦しましたが、大スランプに陥ったためにアメリカツアーではなかなか優勝できませんでした。それに対して、美香さんは未完成のゴルファーとしてアメリカツアーに挑戦して、藍ちゃんよりも少ない試合数で優勝したことに意義があると思っています。
美香さんのアメリカツアー初優勝は嬉しいニュースですが、困ったことに、日本ツアーで全さんが優勝したことを見て、美香さん待望論が強くなっているようです。
美香さんが日本ツアーにスポットでも良いので参戦すれば、韓国人選手に優勝されない、といった短絡的な考えの人がいるようです。
藍ちゃんもそうですが、美香さんにしてもスポットで日本の試合に出場してもそう簡単に好成績を残せるほど日本ツアーは甘くありません。勿論、実力のある選手ですから、何度もスポット参戦していれば、いつかは優勝もするでしょう。しかし、それで外国人選手の優勝をストップさせることができるのは何試合でしょうか?
冷静に考えればわかることです。
日本ツアーを守ることができるのは、日本ツアーで生きる道を選択している日本人選手であって、日本ツアーを捨てた選手ではありません。いくら活躍したと言っても、そこはしっかりと線引きをするべきだと思います。
さて、恒例になりましたが、さくらちゃんのNEC軽井沢終了時とCATレディース終了時のスタッツを比較しました。
平均ストローク 71.1453(8) ← 71.0991(6)
平均パット数 1.7826(10) ← 1.7852(14)
パーセーブ率 88.0342(5) ← 88.4885(4)
パーオン率 65.7170(19) ← 66.3664(14)
リカバリー率 70.0831(5) ← 70.8333(3)
平均バーディ数 3.0427(14) ← 3.0090(15)
今週は平均パット数と平均バーディ数だけが改善していますが、それ以外はかなり落ち込んでいます。つまり、パーオンしたバーディチャンスはいつもよりはモノにしているものの、ハーオンを逃すことが多く、また、パーオンを逃したホールでパーを拾えなかったゴルフを象徴しています。
CATレディースでのパーオン率は53.7%となっています。
試合毎のパーオン率を見ると、アースの後、サマンサタバサとNEC軽井沢では70%以上のパーオン率を残していますが、スタンレー、meiji、CATではパーオン率が低くなっています。
グリーンの大きさやラフの設定が影響しているのでしょうが、成績が安定していないのは、ショットが安定していないことら原因があることを証明しています。
美香さんもショットに自信を持っているからこそ、パットで優勝を逃し続けても焦らなかったのだと思います。
さくらちゃんも、美香さんに続いて欲しいと思いますが、まずは優勝争いできる状態にショットを立て直すことです。優勝にこだわりすぎると、結果ばかり求めるようになり、かえって遠回りするように思います。
美香さんの優勝にも大きなラッキーがありました。運が無ければ優勝などできませんから、必要以上に優勝を意識しすぎないことが大事でしょうね。