2012年ツアーは、ようやく6試合を消化したところです。
過去6試合の優勝者の、優勝した以外の試合の成績を見てみましょう。
ダイキン優勝 愛璃さん 予落、予落、65位、予落、53位
PRGR優勝 イボミさん 9位、予落、21位、20位、5位
Tポイント優勝 イチヒさん 2位、43位、予落
ヤマハ優勝 笠さん 40位、7位、3位、10位、8位
スタジオアリス優勝 佐伯さん 12位、予落、10位、8位
西陣優勝 若林さん 予落、予落、16位、21位、予落
笠さん以外の選手は全員予選落ちを経験してます。新人の愛璃さんと若林さんは3回予選落ちしていますが、実績のある3人も1回づつ予選落ちしています。
全ての試合で決勝ラウンドに進むのは、優勝するような選手であっても簡単なものではないことがわかります。
優勝した試合を除き、トップテン入りした回数も、笠さんの4回が目立っている程度です。
こうして見ると、現在までのところ、笠さんが一番良いゴルフをしていると言ってもよいでしょう。
その笠さんは、賞金ランクとメルセデスランキング1位、平均ストローク2位と、好調ですが、平均パット数は28位です。結構短いパットを外しているところを見かけますが、好調なショットでカバーしていることがデータから見えてきます。ショットメーカーらしい数字ですね。
もう1人、好調をキープしている佐伯さんですが、平均パット数と平均バーディ数が2位にもかかわらず、パーオン率は69位です。パットでスコアを作っていることがわかります。
その他、真夕さんと茂木さんも良いスタートを切った選手でしょう。優勝こそ逃していますが、上位には顔を出しています。
さくらちゃんはと言うと、平均ストローク7位、賞金ランク14位と、実力を出し切れていない状況ですが、リカバリー率4位とパーセーブ率6位だけがトップテン圏内です。ショットメーカーというよりも、粘りのゴルフになっています。リカバリー率1位、パーセーブ率10位の彩子さんに似たデータですね。
さくらちゃん本来のゴルフにはショットの精度、というのがこの数字からも見えてきます。
ネギックが一番注目しているのは、全さんです。
賞金ランクは5位ですが、平均ストロークとパーセーブ率、パーオン率が1位、平均パット数と平均バーディ数が3位です。リカバリー率のみ16位ですが、安定したゴルフをしていることがわかります。
これまで5試合に出場して優勝がないので目立っていませんが、5位、4位、5位、6位、5位と全ての試合で上位争いしています。
彼女は安定した成績を残せる実力者ですが、調子も良いのでしょう。こういう時期に優勝できないのはつらいですが、さくらちゃんから見れば助かっているとも言えます。
ちなみに、さくらちゃんの最大の敵と見られているアンさんは、手首の故障が影響しているのか、精彩を欠いています。
故障というのは、他人からはわかにくいのですが、故障が長引くようであれば、日本ツアーの雰囲気がかなり変わることになるでしょうね。