2012年女子ツアーは、35試合中5試合を消化しました。
7分の1ですね。
マラソンで言えば6km。競馬のダービーで言えば340m地点ということになります。
はっきり言って、この時点での順位というのはシーズン全体を占う上で、あまり意味がないということです。
もちろん、好スタートを切ることは、精神的なゆとり、自信にもつながりますから、悪いことではありません。しかし、長いシーズンは、好スタートを切ったことで乗り切れるものではありません。
例年、シーズン序盤の賞金ランクは異変と言われるものですが、賞金ランクで言えば8月を迎える頃からが勝負の始まりであって、それまでは好位置をキープしておくことが大事です。
さくらちゃんは5試合終了時の賞金ランクは13位となっています。1位の笠さんとは1350万円の差ですが、これは1試合優勝すれば逆転できる数字ですから、心配することはありません。
女王候補本命のアンさんとは360万円の差(1試合、さくらちゃんが多い)なので、これは差があって無いようなものです。
ただイチヒさん、全さん、アンさんの3人との差はできるだけ少ない状態で中盤戦以降に臨んで欲しいものです。
マスコミは華々しい成績=優勝をすると褒めちぎって、賞金女王候補筆頭に祭り上げたりしますが、そんな甘いものではありません。
まだ優勝はありませんが、アンさんには2年続けて痛い目にあわされてきましたし、それ以外にも2人の韓国人選手がさくらちゃんのライバルとして存在感を見せつけています。
全さんは平均ストローク1位、パーセーブ率2位、パーオン率2位、平均バーディ数2位となっており、出場5試合の成績が5位、4位、5位、6位、5位と安定感抜群です。一つかみ合えば優勝もあったでしょう。常時善戦型の選手ですが、勝ちパターンを持っていますので、今後シーズン通して見れば怖い存在でしょう。
イチヒさんは平均ストローク2位、平均バーディ数1位、平均パット数1位となっています。3試合のうち1試合は下位に甘んじましたが、シーズン通して活躍できる選手です。
この3人の他、イボミさんも平均的な実力を持っていますので、笠さんや佐伯さんのように安定感の無い選手が賞金女王になるには少ないチャンスを全て掴むことが必要だと思います。
さくらちゃんの平均ストロークは72.0で6位となっています。トップは全さんの71.14です。
春先は難度の高いコース設定の試合が多いので、ある程度悪いのは仕方が無いので、外野が言うほど悪くはないですね。
平均パット数16位、パーセーブ率7位、パーオン率39位、平均バーディ数32位、リカバリー率3位というのが現在までのさくらちゃんです。
やはりパーオン率がもっと上がってこないと勝負になりません。現在59%台ですが、70%台に持って行かないと賞金女王は見えてこないでしょう。
今のように、リカバリーでスコアを作っているようでは優勝は見えてこないですから、ショットの精度を上げて欲しいものです。スタジオアリス最終日には、それが見えてきたようなプレーでした。
ロングパットやチップインでスコアを縮めても、それは毎試合続くものではありません。
5m以内にパーオンして、ある程度パットを外しながらも、多くのチャンスを作っていく本来のさくらちゃんのゴルフを早く見たいものです。