2011年の女子ツアー日程も終了し、2012年のツアー日程も発表されました。
選手達は、3ヶ月ほどの休養期間に入りました。ただ、完全休養している選手は殆どいないでしょう。
クラブを握っての練習、体力強化のための基礎トレーニングなどは当然のようにしているでしょうが、1年間フルに戦ってきた選手は、まず疲労から回復させることが第一です。
いよいよ、2011年ツアーを振り返る時がきました。
賞金女王と平均ストロークで1位となり、年間21試合の出場で4勝もしたアンさんが最も活躍した選手ということになるのでしょう。
しかし、アンさんは、2010年も27試合で4勝し、賞金女王と平均ストローク1位を獲得しています。
2012年は彼女としては当然の活躍ぶりだったわけで、取り立てて今年活躍したと言うほどではありません。最優秀選手としての活躍はしたと思いますが・・・。
賞金ランク2位の李さんは平均ストロークも3位と安定していました。2008年以来久しぶりに年間複数回優勝しましたし、充実したシーズンだったと思います。
賞金ランク3位の智恵ちゃんは、平均ストロークが2位、年間勝利数もアンさんに次ぐ3勝と活躍しましたが、終盤では手首の故障により欠場することもあり、消化不良の面もありました。
賞金ランク4位のさくらちゃんは、ここ数年では最も結果を残せないシーズンでした。彼女自身も不本意なシーズンだったでしょう。来シーズンの巻き返しに期待したいと思います。
賞金ランク5位の馬場さんは、平均ストロークで言えば昨年の5位から9位に後退しています。女子OP優勝というホームランが効いたシーズンでしたが、全体的には昨年の方が良いゴルフをしていました。マスコミは時メジャーを勝って本物になってきたと言っていますが、本物になったのは昨年であり、上手く結果を出したのが今年だと、ネギックは思っています。
6位の全さんはリコーカップだけ、8位の佐伯さんは尻すぼみ、9位の不動さんは流石の2週連続優勝でしたが後が続かず例によってマイペース、10位の笠さんは初優勝後に2位が2回と成長ぶりを見せたものの終盤戦は今一つでした。
こうして見ると、アンさんと李さんが実力を発揮できたほかは、どの選手も決め手に欠ける1年だったということができます。
そんな中、11試合で2勝したフォンシャンシャンさんは見事に日本ツアーで結果を残しました。
彼女はアメリカツアーで、賞金ランク32位とソコソコの位置にはいるものの、17試合中でトップテン入り4回と決して優勝争いの常連というほどではありませんでした。藍ちゃんや美香さんよりも下の選手というイメージでした。
しかし、日本での活躍ぶりは素晴らしいものがありました。彼女が日本ツアーで20試合前後出場すれば、アンさん賞金女王を争っていた可能性も十分あります。
アメリカツアーから日本ツアーにやってくる選手には、日本で結果を残せずに日本から去っていく選手も沢山います。そんな中、彼女は日本ツアーが自分に合っていると感じたのではないでしょうか?
その自信こそが、次の試合での結果に繋がってきます。
まだ若いですし、来年以降、日本ツアーへの取り組み方次第では怖い存在です。世界ランクが頭にあるようなのでアメリカツアー中心とは思いますが・・・・。
来シーズンは、日本人人気選手が活躍すると同時に、フォンさんのように彗星のごとくツアーで大活躍する日本人若手選手が出現することを期待したいものです。