マンシングウェアレディース東海クラシックでの、さくらちゃんを振り返りたいと思います。


部門別データが選手権終了時からどのように変化したでしょうか。


平均ストローク 70.7676 (4) ← 70.8255 (4)

パーオン率   70.8333 (5) ← 70.1754 (5)

平均パット数  1.7835 (10) ← 1.7824 (11) 

パーセーブ率  88.6111 (2) ← 88.3041 (2)   

リカバリー率   65.0794 (11) ← 65.0327 (12) 

平均バーディ数  3.1833(13) ← 3.1754 (13) 


今大会でのパーオン率は54ホール中45ホールの83.33%となりました。3日間で3ボギーでしたから、パーオンできなかったホールのうち3分の2はパーをセーブしたことになります。

グリーンが大きくてパーオンしやすかったこともあるでしょうが、さくらちゃん自身のショットが良くなってきたことの裏付けとなります。ショットメーカーのさくらゃんにとっては、ショットの復調は何よりで、ある程度の成績は期待できます。

但し、平均パット数については数値を落としています。パットの方はまだまだ、という感じですが、パットはグリーンコンディションによって変わりますので、今後の試合でも、良い時と悪い時は出てくるでしょう。


先週の三塚さんに引き続き、平均パット数30位以下の選手が優勝しました。

さくらちゃんはパットをとやかく言われがちですが、真夕さんのパーオン率と平均パット数、パーセーブ率を比較すると、さくらちゃんの方がパットでも安定していることがわかります。パット下手とか言われるのは、有名税のようなものでしょうね。



さて、昨日のテレビ放送やマスコミの報道を見ても、15番ホールが鍵だった・・・と言われています。

ネギックは天邪鬼なのでしょうか・・・・15番ではなく、13番14番の金田さんの連続ボギーが勝敗の分かれ目だったと見ています。

15番のバーディパットを沈めたのが鍵だというのは、勝者である真夕さんの側の論理ですね。しかし、15番をパーとしていたとしても真夕さんが16番以降で崩れたという保証はありせんし、逆に、1打差に迫った金田さんがミスをした可能性もあります。

現実に、金田さんは、3打差を追いかける形でスタートした前半は4つのパーティと完璧なゴルフでしたが、追いついた後のインでは3つのボギーを叩いてしまいました。

金田さんは歴戦の兵のような顔をして戦っていますが、まだ1勝しかしていない選手です。2勝目が現実となった瞬間に襲われたプレッシャーによって、13番と14番を連続ボキーとしてしまったのが敗因だと思います。

勝因は15番にあり、敗因は13番14番にあった、というのがネギックの見方です。

テレビ局としては、中継ホールでもある名物ロングを鍵だと言いたいのでしょうね。


真夕さんは2007年にプロ合格して、2008年に初勝利をあげました。体格もあり、期待の大型新人と言われていましたが、やっと3勝目です。

丁度、外国人選手が日本にやってきた時期と重なり、なかなか簡単に勝てませんが、1年に1回は優勝できる選手の仲間入りはしたようです。しかし、何か物足りなさを感じてしまいます。スタッツを見ると、平均パット数とリカバリー率の向上が課題です。岡本さんの指導を受けているとのことですが、簡単に向上しないようです。

ただ、プロ入り後72ストローク台だった平均ストロークが、今年71.6まで向上してきました。日本人選手では5番目です。

今回の優勝で変わったというよりも、スタッツを見れば、着実に日本ツアーを引っ張る選手に成長してきていると思います。

地味なので過大な人気は出ないでしょうが、感情を表に出さないですし、好感の持てる良いプロゴルファーだと思います。