ヨネックスレディスが終了して、今シーズンの日程は30試合中8試合を消化しました。(全日程は34試合ですが、4試合は中止のため)


8試合の優勝者は不動さんが2勝した以外は1勝ずつで、残り6試合の優勝者は異なっています。

朴さん、アンさん、佐伯さんが昨年に引き続いて優勝し、金田さん、野村さん、茂木さんは昨年優勝していない選手です。

これは今年の特徴的な傾向なのか・・・というと、それは違います。


2010年のヨネックス終了時では、12試合全ての優勝者が異なっており、そのうち、前年にも優勝した選手は、さくらちゃん、智恵ちゃん、申さん、全さんの4人だけでした。結局、この時点で1勝のアンさんが賞金女王となりました。


2009年は、上位4人で21勝を独占したシーズンでしたが、5月末の廣済堂終了時では、11試合のうち、さくらちゃんが2勝したのみで、残り9試合の優勝者はバラバラでした。この年は、さくらちゃんが諸見里さんとの死闘の末、賞金女王を獲得しました。


2008年も、5月末の廣済堂終了時では12試合全ての優勝者が異なっていました。結局、この時点で1勝の古閑さんが賞金女王を獲得しました。


2007年は、11試合中、全さんが3連勝し、残り8試合の優勝者は異なっていました。全んは結局、賞金女王には届かず、この時点では1勝の上田さんが賞金女王になりました。


この時期に複数優勝をして、圧倒的な差をつけて賞金女王になったのは不動さんの全盛期まで遡らなければなりません。


つまり、30試合中の8試合が終了した時点で、今年の傾向はこうだ・・・と言いきるほどのものはありません。

さくらちゃんがまだ1勝もしていないからと言って、心配しなければならないほどの状態ではない、ということだと思います。

実力者は後半戦になるほど実力を発揮してくるというのがここ数年間の傾向です。今年もそのようになるのか、要注目です。



茂木さんの優勝について、結婚や体幹を鍛えるトレーニングなどの理由を付けて報道されています。

結婚は昨年のことで、トレーニング導入は一昨年のことなので、それも優勝の一因だとは思いますが、報道はそればかりなのが気になります。


いつも書いているように、優勝には実力プラスアルファが必要なものです。

2004年に2勝した後、2007年と2008年に1勝ずつしています。昨年は平均ストロークが11位でしたから、この2年間優勝しなかったのが不思議なくらいです。

茂木さんは3年間の試合数を合わせて、優勝する確率に行きついたのだと思います。つまり、毎年1勝するだけの実力のある選手が2年間優勝しなかったのだから、そろそろ優勝する時期だった、というのがネギックの分析なのです。