ゴルフの話題がないので、少し古い話ですが、3月11日にインドで開催されていた第33回クイーンシリキットカップアジア太平洋女子招待ゴルフチーム選手権が終了していますので紹介したいと思います。


団体戦では韓国が優勝し、個人戦ではフィリピンのArdina Dottieさんが逆転優勝を果たしました。

1位 -7  韓国チーム 

2位 -3  フィリピンチーム

3位 +9  中国チーム

4位 +10 インドチーム

5位 +11 ニュージーランドチーム

6位 +16 日本チーム(鬼頭桜さん、城間絵梨さん、比嘉真美子さん)

7位 +20 台湾チーム


優勝回数を大会を3つに分けて見てみましょう。

1回~10回  オーストラリア6回、日本3回、ニュージーランド1回

11回~20回 韓国7回、日本2回、ニュージーランド1回

21回~33回 韓国7回、台湾2回、オーストラリア2回、日本1回、ニュージーランド1回


日本チームの優勝は2002年の藍ちゃん、上原さん、古屋さんの時まで遡らないといけません。

その後の順位は、2位、4位、3位、6位、3位、2位、3位、7位、6位となってます。ここ2年は入賞も逃している状態なので、今後の日本ツアーを背負っていくべき若手選手が成績を残せないことに心配してしまいます。

韓国は初優勝した1989年以降に14回も優勝するなど強さを見せつけています。日米ツアーで韓国人選手が賞金女王を獲得したのは最近のことですが、20年間の積み重ねによってここまで来たことがわかります。

日本人選手のレベルアップに向けて、「もっと練習しろ」と言われていますが、そういう精神論や掛け声で何とかなるような話ではないことがわかります。裾野を広げ、その中から日本のやり方で強い選手を育成していくことが望まれます。



さて、大震災によるゴルフトーナメント中止に関して、皆さんからコメントを頂きました。

中止の理由には2つあると思います。1つは被災者の心情を考えて自粛するというものです。もう1つは、電力事情と放射線漏れによる選手や観客の安全面等を考えて自重するというものです。


昨日も書きましたが、被災者の心情を考えて自粛するというのは1週間程度で良いと思っています。被災者だった立場から言わせてもらえば、いつまでも自粛されるのは却って心苦しいものです。避難場所の近くでお祭り騒ぎをされれば怒りの気持ちも沸いてくるでしょうが、離れた土地で開催されるイベント、特にスポーツについては開催を非常識だとは言わないと思います。


電力や放射線漏れによる中止というのは、選手や観客の安全面を考えると仕方が無い面もあると思います。このトラブルがいつまで続くのか心配です。今後、茨城県でのトーナメントも予定されていますし、電力面で言えば多くのトーナメントが開催される関東地方全体が対象となってきます。



たくさんコメントを頂きました。


>ちんぷりさん

経済活動を停止させては支援もできないというご意見、その通りだと思います。

プロ野球オープン戦でも、13000人強の観客が入り、200万円以上の募金が集まったそうです。募金を呼び掛けるだけではなく、現地で観客から直接募金を募る方が集めやすいのではないでしょうか。

トーナメントでも、募金箱を設置するだけでなく、入場料にチャリティー分を上乗せして集める方法もあります。


>うめももさん

スポンサー企業は被災者を見ているというよりも、他の企業を見ているような気がします。横並び意識が強いですからね。支援の輪を広げるために試合をするというのは立派な考えだと思うのですが・・・。


>ALEXさん

スポンサー企業はトーナメントを金儲けの手段としてではなく、企業イメージアップのための広告宣伝の場と考えていると思います。チャリティー大会という名目であれば企業イメージも損ねません。選手に賞金の一部や全部を募金してもらうことを了解してもらって開催すれば良いのではないでしょうか。



>このブログのファンさん 

Tポイントの中止は決定事項ですが、ヤマハ以降の試合については未定の状態です。

「決まったことに対して何か言うのは・・・」と言われますが、ネギックは、今後のトーナメント開催に向けて意見を発信していますので、誤解のないようにお願いします。Tポイントの中止も納得はしていませんが・・・、今は今後の日程の方が心配なのです。

選手は職業としてゴルフをしています。ある意味、生きるため、生活のために試合に出るわけです。その機会を奪うのは最小限度にしなければいけません。

おっしゃる通り、ギャラリーは娯楽そのものと言っても良いでしょう。プロ野球の観客、馬券を買う人、マラソンを沿道で応援する人・・・・・ファンは皆、楽しみを求めてその場に行くわけです。

娯楽ですから、被災者の心情を考慮するというのは必要でしょう。しかし、娯楽の機会を奪うことも程度は違えども最小限度にしなければいけません。

被災から1週間経過すれば、被災者も生活再建に向けて前を向いて行き始めます。現在の報道ではそこまで至っていないので、理解してもらえないかも知れませんが・・・。

ヤマハが予定されている4月第1週以降は、日本全体が、被災者とともに前を向いて行かなければならない時期だと思っています。


>またたびゴルフさん

協会も選手もスポンサーを動かすようなことは言えないでしょうね。せめて、協会からは中止ではなく順延の方向性を打診してもらいたいのですが、それも難しいのでしょうか?

最終的にはスポンサー企業の腹一つです。ゴルフトーナメントに対するスポンサー企業の意識は「お金を出してやる」という感じが見え隠れします。本音では中止になって良かったと思うようなスポンサーもあるような気がします。