女子ゴルフツアー第3戦、Tポイントレディースの中止が決まり、今後のツアー再開も未定となりました。
今はツアー再開を控えるべきという意見と、物理的に問題が無ければツアーを再開すべきという意見を頂戴しました。ツアー再開を求める意見は、何故だか非公開を希望される方が多く、一部しか掲載していません。
いつもは1件1件にコメントを返させて頂いていますが、この問題については皆さんりご意見を尊重したく、コメントに対する意見は差し控えました。
再開を求める意見を出しにくい・・・・これこそがゴルフツアー中止を決定せざるをえなかったスポンサー企業の事情だと思います。
地震による直接的な被害だけでなく、原発からの放射線漏れや、電力事情の悪化といった2次・3次被害も起きている状況下で今すぐにツアーを再開するという決断を下すのは相当な勇気がいることです。
ファン、選手、協会よりも、スポンサーとなっている企業が二の足を踏むでしょう。企業名が冠に付いたトーナメントを開催することで、多くの批判が寄せられることが想像できますから、他のスポーツ等が試合再開をするまでは様子を見るのでしょう。
プロ野球は一部でオープン戦を再開しました。プロ野球と違ってプロゴルフツアーはスポンサー企業丸抱えですから、再開へのハードルはかなり高いと思われます。
企業がゴルフをどのように考えているのかということも見えました。彼らにとっては娯楽の域を出ていないのでしょうね。だから、主催者推薦に選ばれる選手はアノ選手達になるのです。
中止と再開。どちらが正しいか・・・という結論をここで出すことはできません。皆さん1人1人の考え方の違いです。
ただ、阪神大震災を体験したネギックから一言言わせて下さい。
試合中止の理由として「被災者の心情を・・・・」という言葉が出てくるのですが、それは違うでしょうという気持ちです。
地震により、家族や家を失った者にとって、スポーツイベントが中止されようが再開されようが関心がないというのが正直なところです。今日・明日を生きることと、1日も早く元の生活に戻りたいということしか考えませんでした。
阪神大震災の時は、すぐに中山競馬が開催されましたが、先日までその事実を知りませんでした。実際それどころではなかったのです。震災から2週間後に大阪国際女子マラソンが開催予定でしたが、被災地に近く、交通事情も元に戻っていないという理由で中止されましたが、調べてみると、離れた地域でのイベントは開催されていたようです。
今回は、被災地が広域化している点と2次・3次被害が発生しているという点に違いがありますが、地理的に離れた地域でのイベントについては再開しても支障はない状況です。
1995年と2011年の災害において、一番の違いはネット社会が広がったことでしょう。
企業にとって一番怖いのは批判の的になることです。それがイベント中止の背中を押しているように感じます。
しかし、被災者はそんなことに関心がありません。
本当に被災者の気持ちを考えて中止しているのではなく、世間から批判されることを恐れて試合を中止するのなら、被災者を利用していることになりませんか?
本当に被災者支援を考えるのであれば、チャリティー試合を開催して、被災地復興に役立てて欲しいというのがネギックの考えです。