昨日は、協会による制度改革について書きました。
この問題については賛否両論あるでしょうし、今回の改革で全てが上手く回っていくとも思いませんので、皆さんのコメントを掲載したうえで、個別には返信をしませんでした。
今回の記事で皆さまへの返信とさせていただきます。
>スカイブルーさん
主催者推薦のあり方、遅延プレーに対する措置、3ツアーズのあり方、女子オープンと選手権の開催時期、4日間大会の増加、など、まだまだ協会が考えていかなければならないことは多いと思います。
小林浩美さんは将来の4日間大会の増加を匂わせていますが、世界で通用する選手を日本ツアーから育てていくのであれば避けて通れない問題だと思います。難易度アップだけではなく、4日間で戦う体力と精神力を付けていかないと、世界のメジャーの壁は厚いままだと思います。
>花咲さん
さくらちゃんが海外に出て勝ちまくるのが一番良いとは思いますが、日本ツアーを大切にするさくらちゃんなので、現実には難しいかも知れませんね。
今回は、日本ツアーを草刈り場にさせないための措置だと思いますが、鎖国という評価を受ける内容かも知れませんね。
しかし、外国人を排除したからと言ってレベルアップができなくなるわけではないと思います。藍ちゃんやさくらちゃんのように世界に通用する選手は、今よりもレベルが低いと言われた時期にプロ入りして活躍を始めています。
ゴルフは格闘技等とは違って、強い相手と戦って技術が向上するのではなく、難しい設定で好スコアを競うことで技術が向上すると思います。また、強い選手が多くなったために優勝のチャンスが少なくなりました。ゴルフはメンタルの部分が大きく左右するので、優勝することがその選手を強くします。世界に通用する人材は、数年後には日本ツアーの中から出てくると思いますよ。
>このブログのファンさん
海外挑戦組が日本ツアーのシードを失いたくないのであれば、日本ツアーの試合数を増やすしかありません。それでも海外の試合を優先して日本ツアーのシードを失った時は、推薦枠を利用してシード復帰を狙うしかないですね。
美香さんは日本ツアーに本格参戦するにはプロテストを受けるのが本筋です。これは本来そういうものである筈です。但し、彼女も推薦枠の範囲でシード権を取得して、翌年以降非会員として日本ツアーに出場することは可能です。
彼女は、来季以降推薦で出場した試合で優勝しても単年度登録していない非会員のため翌年以降シード選手となることができませんので、今季推薦出場する試合で優勝して会員になるしか方法はないようです。あとはQTかプロテストを受けるしかありませんが、彼女はそんなことを考えていないと思います。
1つだけ気になることは、美香さんが協会に加入登録をするかどうかを検討していた時期に、この腹案が纏まっていたのであれば、それを彼女に伝えていたかどうかです。規定変更の可能性を知った上で出した結論であれば、美香さんは承知の上で日本ツアーを捨てたことになりますが、知らなかったとすれば梯子を外された形になりますね。
メリットとデメリットについては意見が違うということですね。海外選手と戦うことで日本人選手のレベルが上がるという通説は精神論でしかない、というのがネギックの考えです。
>またたびゴルフさん
今回の改革は、女子ゴルフ界のデフレ脱却への大ナタを振るったということでしょうね。
現在、優勝を争う実力のある上位30人中、外国人選手が3分の1を占めていますが、これ以上野放しにしていると、1~2年後には半分以上が外国人選手となる可能性もありました。
海外の選手と戦わないと日本ツアーのレベルが上がらないと言われますが、そのような事態になった日本ツアーに誰が興味を持つのでしょうか。誰も興味を持たなくなったスポーツは衰退あるのみです。人気のある今のうちにこの改革はしておかなければならなかったのだと思います。
さくらちゃんの日本ツアーに対する考え方は立派だと思います。日本人は、外国で勝つ選手を英雄視してもてはやすのですが、国内で第一人者として人気スポーツを支え続けることがどれだけ大変なことなのかマスコミもファンも気づいて欲しいと思います。
最後に、海外選手の流入については、今回の改革で1つの方向性が出されました。
次にやるべきことは、海外に通用する日本人選手の育成です。
今回の改革が鎖国と言われないためにも、アメリカツアー選手が日本の試合に出場する機会を新たに作ることが1つの案です。ミズノクラシックという試合がありますが、アメリカツアーは開催してくれる場所を探していますから、日本国内であと2~3試合開催することも可能な筈です。エビアンのような試合でも良いですし、日本と名の付く第3のメジャーを作って世界のメジャーにしてしまうことも面白いと思います。こんなことも日本ツアーが試合数も人気も高いからこそ言えるのです。小林浩美さんはそんなことも考えているかも知れませんね。
もう1つは、日本人選手が海外ツアーにチャレンジしやすい雰囲気作りです。以前から書いてきたように、招待で参戦するメジャー4大会については国内賞金ランクに加算することです。