「だからゴルフは面白い2011」という番組が放送されていました。
韓国勢の強さの秘密を探るというコーナーもありましたね。練習量が豊富であること、競争が激しいこと、強化費用等において支援体制が整っていること、の3点が挙げられていました。
韓国人ゴルファーが世界のゴルフツアーの中心となっていることは事実です。特に女子の場合は顕著ですね。
ただ、だからと言って、韓国でやっていること全てを日本に持ち込むことで、日本人選手が強くなるというのは短絡的すぎます。
取り入れるべきものと取り入れるべきでないものの取捨選択が重要だと思います。
その中で、強化合宿費についてはゴルフ協会が全てを負担していると放送されていました。協会の運営費だけではなく、五輪委員会など国からの支援も受けているわけです。
それに対して、日本でもナショナルチームというのは存在しますが、ここまでの支援は受けていないと思われます。
ネギックは、協会が選手の育成にもっと力を入れるべきだと書いてきたのですが、それができないのは、協会にお金がないのでしょうか、それともレベルアップは個人の努力だと考えているのでしょうか。
テレビの中では、スポーツ省を作って、国家がもっとスポーツ振興に予算を掛けるべきだという話もありました。
なるほど、その通りなのですが、個人主義の発達した日本で、それが国民の支持を得られるのか?という疑問にぶち当たってしまいます。
社会保障は国民全員に関わる問題ですが、それを充実させるために消費税を増額すると言われると反対の声が出るくらいですから、自分とは関係の無いスポーツに予算を回すために税金を上げるということが簡単にできるとは思えません。
オリンピックが終了した時など、日本人選手が負けた時には必ず「国レベルでスポーツ予算を増やせ」という声があがるのですが、時間が経つとその声は消えていきます。
限られた国家予算をスポーツに回すことに、国民全体の合意は難しいものです。
いざ、予算を付けるとなると、どの種目にどれだけのお金を回すのか、という問題もでてきます。
韓国などは、国として重点スポーツを決めていますが、日本のように何でもかんでも・・・という国では1つの種目に回せるお金は小さくなってしまうでしょう。
私たち外野は、いとも簡単に「国がゴルフ強化に金を出せ」と言うのですが、それができたら苦労はしないでしょう。
やはり、日本と韓国は言葉だけでなく国民性も違うのですから、すぐに韓国のやり方を真似ることが良い結果を生むとは限りません。
協会がやるべきことは沢山ありますね。