昨シーズンの女子ゴルフ中継は前年と比較して視聴率が大きく下がったと言われています。
国内では女子ツアーの視聴率が男子ツアーを超え、試合数も大きく上回ったのは、わずか数年前のことです。
その数年前、男子ツアーの先行きを心配して、色々な意見が出ました。その当時の男子ツアーの問題点について次のような指摘がされました。
1.スター選手の不在・・・藍ちゃん、さくらちゃんに匹敵する男子プロがいない
2.外国人選手の活躍・・・外国人選手に半分以上の試合で勝たれてしまう
それから数年たち、男女のツアーに変化が生じました。
男子ツアーには遼君というスーパースターが登場し、その他、20代の有望な選手が複数現れました。
2010年度は、最終的には男女ツアーともに韓国人選手が賞金ランク1位となったわけですが、男子ツアーの視聴率は好転しています。
そうすると、女子ツアーの視聴率が低下したのは韓国人選手の活躍が大きな原因ではありますが、男子ツアーに食われたのも大きな原因だと思います。
ゴルフツアーで視聴率を獲れる選手は限られているでしょう。
そんな中、昨シーズンは、さくらちゃんが優勝に絡む試合数が少なかったこと、古閑さんが後半戦で欠場したことも大きかったのかも知れませんが、彼女達の人気と遼君人気とは異質のように感じます。
遼君ファンにはゴルフというスポーツよりも、遼君の存在そのものが好きだという人が多いように感じます。
さくらちゃんや古閑さんはゴルフファンの中で、彼女達が好きだという人が多いのではないでしょうか。この差は、ファン層の広がりの差ということになり、絶対数に大きな差が出ます。
男子の場合は、順位に関係なく遼君を放送し続けるテレビ局がありました。ゴルフ中継のあり方としては問題だと思いますが、視聴率を稼ぐというテレビ局としては正解だということです。
ゴルフではなく遼君を見せる男子ツアー中継は視聴者の心をうまく捉えたのに対して、ゴルフの勝負を見せる女子ツアー中継では韓国人選手の活躍により視聴者の心が離れていったのかも知れませんね。
実は、数年前、男子ツアーの放送時間を女子ツアーとはずらすべきだいう意見がパー72プラザでありました。
今度は女子ツアーの放送時間を男子ツアーからずらすという議論になりそうです。
しかし、それでは何の解決にもならないですね。やはり、視聴率を獲れる選手が活躍しなけばなりません。