2010年の女子ゴルフツアーは、それまでの右肩上がりの状況から、一転して視聴率、ギャラリー数の減少に転じ、今シーズンは賞金総額が減少することになります。
韓国勢に勝てないと女子ゴルフ界は人気スポーツから転落すると書いてきたのですが、ゴルフは個人のスポーツであることを忘れてはいけません。
今後の女子ゴルフ界のことを考えると、日本人選手の活躍を期待したいのは当然のことですが、「韓国人選手に勝たなければならない」という言葉が選手やマスコミから出てくることについて、何か違うのではないか・・・と思うのです。
サッカーのような団体戦では○○チームに勝つという命題が与えられるのは良いでしょうし、強い相手であれば勝つことを目標にしても良いでしょうが、ゴルフは個人のスコアを競うものであり、コース相性、調子、運に左右されるスポーツですから、全ての試合で全ての韓国人選手に勝つことは不可能なことです。
1年間トータルで見た場合でも、日本人選手、韓国人選手・・・などと十羽一絡げにしたような議論は意味のないことだと思います。
ネギックは、選手それぞれが自分の決めた目標を達成していくことが大切なことだと思います。
例えば、さくらちゃんであれば賞金女王に向けて年間○勝程度はしなければならないという目標を達成することが大切なのであって、打倒韓国人というよりは、それぞれの試合で結果を残していくことが必要となってきます。
その目標を達成した結果として、韓国人選手の優勝を阻止することになるわけですね。
以前にもここで書きましたが、昨シーズンのさくらちゃんは韓国勢に負けたのではありません。アンさんに賞金女王を譲ったのは、さくらちゃんの実力を出し切ることができなかったという意味で、さくらちゃん自身に負けたと言っても良いでしょう。
智恵ちゃん、古閑さん、茜っち、不動さん、諸見里さん、馬場さん・・・・それぞれの選手の目標は賞金女王だっり、○勝以上するということだと思います。
また、シードギリギリの選手達はシードを確保することと、できれば1勝したいということが目標でしょう。
「韓国人選手に勝つ」というのは便利の良い言葉ですが、自分の目標を達成する際にライバルとなる選手に勝つことが大事だと思います。
韓国人選手に勝つためには何をするべきか・・・・などと言われますが、選手によって課題は異なりますし、それぞれの選手がベストの結果を残すために何をするべきか・・・・が大事であると思います。
それは練習方法であったり、コーチやキャディーの選択であったりするわけです。
「韓国人選手に勝つことは目標ではなく結果である」とすれば・・・・・
「韓国人選手に勝つためには何をするべきか?」というのではなく「自分が強くなるためには何をするべきか?」と書くべきなのでしょうね。