昔、人気のセリーグ、実力のパリーグという言葉がありました。

プロ野球において、人気と実力のどちらが重要なのか?という質問をすれば、皆さんはどちらだと思いますか?

昔、いくら強くても外野席には数えるほどしか観客がいなかったパリーグには、人気のないプロスポーツの悲哀を感じるエピソードは沢山ありますね。



Bugwineさんからコメントを頂いています。詳細は、前の記事のコメント欄をご覧ください。

コメント返しを兼ねて、今日の記事とさせていただきます。


プロスポーツは勝負を争うだけはなく、興行である以上、人気を争うものでもあります。

藍ちゃん、さくらちゃんの活躍で一躍人気スポーツの仲間入りをした女子ゴルフも、韓国勢の活躍により、人気面の陰りが指摘されています。


外国人の活躍によって興行面でのマイナスはかなり大きいことは明らかになりましたし、女子ゴルフ人気の衰退は日本のゴルフ産業衰退に直結するわけです。


もう1つ、外国人参戦で日本ツアーのレベルが向上するという意見が正論であるかのように錯覚している関係者が多いことを憂慮しています。


強い外国人だらけの日本ツアーになれば、日本ツアーのレベルは向上するでしょうが、それで得るものと失うものを比較して欲しいのです。

そして、レベルが上がるのはツアーであって、日本人選手ではないことを忘れています。レベルが上がっても、見てもらえないツアーは意味があるのでしょうか?

また、外国人が沢山参戦することで日本人女子ゴルファーが強くなるというのなら、その根拠を教えて欲しいのですが、誰も説明してくれませんね。負けたくないから練習が増えるというのは根拠にはなりませんね。


これは精神論のようなもので、「横綱を倒すためには横綱の胸を借りなければならない」というのと同じ発想です。相撲やテニスのような個人競技だけでなくサッカーやラグビーのようなチーム競技でも、強くなるには強い相手と試合をしなければいけないというのは当たっていると思いますが、ゴルフのような自分との戦いをする競技にも同じ理屈をあてはめるのは間違いだと思います。


確かに、強い選手の壁を乗り越えることは大事かも知れませんが、ゴルフのようなメンタルなスポーツでは自信が選手を育てるということもあります。

多くの外国人が参戦することで、惜しくも優勝を逃した選手、シードを確保できなかった選手にとって、得ることのできなかったことは選手の成長にとって大きなマイナスだと思います。


興行面での大きなマイナスを補って余りあるだけのメリットがあるのならば、日本のツアーに外国人選手が無制限に入り込んでも構いませんが、言われるほどのメリットを感じません。

現状では、外国人の参戦には何らかの制限が必要だと思いますが、その方法が問題です。


制限は入口でするべきであって、入ったものに対して制限を加えるのは不公平だと思います。

ですから制限するのであれば、QTのあり方、そして掛け持ちのあり方を見直して欲しいのです。