お正月はプロゴルフ界においてシーズンオフ真っただ中です。

当然のことながら試合はありませんし、トレーニング等はお正月明けから始動するのでしょうね。

ほとんど話題はありません。


さくらちゃんは1月6日スタートのアジアンツアーに参戦するようなので楽しみです。


さて、先日の毎日新聞の記事で、女子ゴルフの平均賞金獲得額について日本人選手と外国人選手を比較していました。1人当たりの賞金獲得額において、外国人選手の方が上回ったという内容でした。細かい金額も掲載されていましたが、アホらしくなって記事を取っておくことも忘れてしまいました。

なんと大雑把なデータでしょうか(笑)。そして全国紙が書くような記事なんでしょうか?


外国人選手は結果を求めて日本ツアーに参戦しています。申ジエさん、イソナさん、テレサ・ルーさん、キャンディー・クンさんはアメリカツアーと掛け持ちのために試合数は少なかったですが、これらの選手は元々実力がありますからある程度賞金を稼いでも当然です。

サタヤバンポットさんの7試合、鐘さんと具さんの1試合というのを除くと、それ以外の外国人選手は大部分の選手が20試合以上出場しています。

20試合以上出場した選手が殆どを占める外国人選手と、主催者推薦により数試合しか出場しなかった数十人を含む日本人選手の単純平均を比較することに何の意味もありません。


アメリカツアーで同様の比較をすれば、日本人選手の獲得賞金はアメリカ人選手の平均を遥かに超えるのではないでしょうか?


新聞社の言いたいことは、日本人選手が外国人選手に押されていることなのでしょうが、もう少し的を得た比較をして欲しいと思います。


昨シーズンの外国人選手の賞金獲得を一昨年と比較してみました。百万円単位です。

アンさん     145

朴さん       82

金ナリさん     59

キャンベルさん   4

ヤングキムさん  50

申ジエさん    10

イナリさん      9

辛さん       10

イジウさん      4

ウェイユンジェさん10

リエスドさん    10


全さん      △35

李さん      △27

イムウナさん  △ 6

宋さん      △42

黄アルムさん  △12

ダーディンさん △11

葉さん      △ 7


トップ50の選手のうち11人の外国人選手で393百万円のプラスとなりましたが、そのうち新規参戦が4人で336百万円のプラスでした。

既存の外国人選手だけに絞るとプラスとなった7人で57百万円、逆にマイナスとなった7人で140百万円となっています。


つまり、新規参入の外国人選手が強く、沢山稼いだ煽りを食ったのは、日本人選手だけではなく、日本ツアーで活躍していた外国人選手を含む既存勢力だったことになります。

外国人選手が活躍したと言っても一握りの選手にすぎなかったことがわかります。

まぁ、一番厳しい思いをしたのは、数人の新規参入によってシード確保の夢を断たれた選手でしょうが・・・。


今年、新規参戦となる外国人選手が数人います。どれだけ活躍するかは未知数ですが、今度は、昨シーズンに大活躍した外国人選手が煽りを食う可能性も十分あります。


まさに弱肉強食の世界です。

その中で、新会長となった小林浩美さんが、日本ツアーの拡大・発展と、日本人女子ゴルファーのすそ野拡大に向けて、どのように考えているのか聞きたいですね。