昨日は、今シーズンの各選手の平均ストロークを見ました。

ゴルフは1打1打、1日1日が大切です。1つの試合を左右するのは、1つのショットやパットですね。

いわば、一発勝負の試験のようなものです。いくら実力があると言っても、1回の試験では失敗することもあるわけです。

平均ストロークは、何度も受けた試験の平均点のようなものです。結果的には、平均点の高い人は1回1回の試験でも高得点を獲得する可能性が高いわけです。


平均ストロークが高い選手は、それだけ上位に入る可能性が高いのですが、必ずしも優勝に繋がるかと言うと、そうならないものです。


2010年度に優勝した選手を平均ストローク順に並べてみると以下の通りです。

申ジエさん2勝、朴インビさん2勝、プレッセルさん1勝、美香さん1勝となっていますが、試合数が少ないので順位から除いています。

1  アンさん       4勝 

2  さくらちゃん     2勝

3  全さん        3勝

4  智恵ちゃん     1勝

6  不動さん       2勝

7  佐伯さん       1勝

8  李さん         1勝

14 金ナリさん      1勝

17 藤田さん       1勝

18 北田さん       1勝

19 真夕さん       1勝

22 茜っち         2勝

27 イムウナさん     1勝

29 辛さん         1勝

31 古閑さん       1勝

35 福嶋さん       1勝

41 森田さん       1勝

43 ウェイユンジェさん 1勝

57 鬼澤さん       1勝

72 甲田さん       1勝


必ずしも優勝回数は平均ストロークと比例するとは思いませんが、ある程度は平均ストロークが上位にいなければ優勝できないと思います。しかし、そうなっていないのが現実です。


今年を象徴するのが鬼澤さんと甲田さんの優勝でした。平均ストロークが50位以下で優勝を経験する選手は、例年なら現れません。

では、この2人は勝負強いタイプの選手なのでしょうか?


甲田さんはまだ経験の少ない選手なので何とも言い難いのですが、鬼澤さんはプロ入り20年の選手です。

実は、鬼澤さんの今年の平均ストロークは18シーズン中9番目です。昨年は自己最高の73.1475で36位だったのですが、8位タイという成績が最高順位でした。

彼女を見ていると、とても勝負強い選手のようには思えません。

数少ないチャンスをモノにした彼女達には、ゴルフの神様が付いていたとしか言いようがありません。


逆に、ゴルフの神様から見放されていたのが馬場さんでしょう。

彼女は、鬼澤さんや甲田さんよりも勝負弱いタイプだとは思えません。過去に優勝経験もあります。



ネギックには、ゴルフトーナメントの優勝には、運が占めるウェイトがかなり高いと思っています。

諸見里さんは、昨年よりも平均ストロークを大きく後退させましたが、それでも平均ストロークの順位は9位でした。

昨年は5位ながらも優勝は6回しましたので、勝負弱い選手であるとは誰も思わないでしょう。

勝負強さが優勝回数の鍵だと言うのであれば、今年2~3勝しても不思議ではありませんでした。平均ストローク22位の茜っちが2勝もしているのですから・・・。


ネギック理論では、『ビッグスコアの翌日は良いスコアが出ない』と言ってきました。

これは、優勝回数にも当てはまるのかも知れません。

その選手の実力に見合った優勝回数を大きく超えると、翌年は実力ほど勝てないと考えることもできます。


2009年のさくらちゃん6勝、諸見里さん6勝、智恵ちゃん5勝というのは「勝ちすぎ」だったのかも知れません。

平均ストロークから言うと、さくらちゃん4勝、諸見里さん2勝、智恵ちゃん3勝程度が妥当だったのかも知れません。

2009年と2010年を合計すれば、さくらちゃん8勝、諸見里さん6勝、智恵ちゃん6勝です。

ちょうど、平均ストロークから考えた優勝数と一致してきます。


そう考えると、来シーズン、馬場さんが今年並みの平均ストロークを維持できれば、予想以上に多く優勝できるかも知れませんね。

そして、平均ストローク上位のさくらちゃんと智恵ちゃんは今年よりも沢山優勝してくれると思いますよ。