樋口久子IDC大塚家具レディスの初日組み合わせが発表されました。
さくらちゃんはアウトスタート13組で、茜っちとアマの森美穂ちゃんとのペアリングになりました。マイペースで淡々とプレーする茜っちとのペアリングは、さくらちゃんにとってもマイペースのプレーをできるのではないかと思います。
ディフェンディングチャンピオンの全さんは、昨年優勝を争った智恵ちゃんと、絶好調の馬場さんとのペアリングです。初日から優勝を意識させられるような組み合わせとなっています。
アンさんが欠場していますので、さくらちゃんとしては上位に入って賞金の差を詰めておきたい試合となりますが、それを意識しすぎるのではなく、1打1打に集中して、マスターズGC最終日のように楽しくラウンドしていけば、チャンスはあると思います。
さて、先日、あるブログで、さくらちゃんはリコーカップで2勝しているが選手権、女子オープン、ワールドレディスでの優勝がなく難しいセッティングには弱いという記事を目にしました。
同じことが智恵ちゃんにもいえるとして、2人の共通点は易しいセッティングの時にバーディを量産するタイプの選手だというご意見のようでした。
さくらちゃんファンの私達はいつも、さくらちゃんは難易度の高い試合に強く、バーディ合戦には弱いと言ってきました。贔屓選手が違う方の見方とこんなにも違ってくるものなのか・・・ということでデータを見てみましょう。
さくらちゃん 智恵ちゃん 諸見里さん
2010 日本女子オープン 7位 4位 17位
2010 日本女子プロ選手権 7位 12位 12位
2010 ワールドレディス 2位 予選落 18位
2009 リコーカップ 優勝 9位 2位
2009 日本女子オープン 2位 29位 4位
2009 日本女子プロ選手権 10位 3位 優勝
2009 ワールドレディス 6位 11位 優勝
2008 リコーカップ 11位 22位 4位
2008 日本女子オープン 7位 46位 17位
2008 日本女子プロ選手権 2位 34位 予選落
2008 ワールドレディス 3位 15位 29位
2007 リコーカップ 12位 7位 12位
2007 日本女子オープン 6位 予選落 優勝
2007 日本女子プロ選手権 2位 30位 8位
2007 ワールドレディス 5位 予選落 22位
2006 リコーカップ 優勝 2位
2006 日本女子オープン 31位 8位
2006 日本女子プロ選手権 30位 予選落 7位
2006 ワールドレディス 17位
2005 リコーカップ 3位
2005 日本女子オープン 予選落
2005 日本女子プロ選手権 3位
2005 ワールドレディス 7位
2004 日本女子オープン 2位
まずは、選手間の勝敗を見ましょう。
さくらちゃんVS智恵ちゃんは、さくらちゃんの13勝3敗。
(2008年以降の全試合では、さくらちゃんの51勝25敗6分なので、さくらちゃんのほうが智恵ちゃんよりもメジャーで実績を残していることになります)
さくらちゃんVS諸見里さんは、さくらちゃんの11勝6敗1分。
(2008年以降の全試合では、さくらちゃんの50勝23敗5分なので、メジャーと一般の試合との差はあまりないことになります)
ちなみに、智恵ちゃんVS諸見里さんは、諸見里さんの11勝4敗1分
次に、選手個人の成績を分析しました。
さくらちゃん
リコーカップ5回出場 優勝2回の他、3位、11位、12位
女子オープン7回出場 2位2回、6位1回、7位2回、
選手権6回出場 2位2回、3位1回、7位1回、10位1回
ワールドレディス6回出場 2位1回、3位1回、5位1回、6位1回、7位1回
リコーカップ以外では優勝していませんが、他のメジャー19試合中、トップ3が7回もあります。率にしてなんと37%にもなりました。トップテンは19試合中15試合と79%です。
実質プロ1年目の女子オープンで予選落ちしたのですが、これは前週に優勝して肩に力が入りすぎたような気がしますし、2006年の女子オープンから選手権にかけては他の試合も成績が悪いので、調子が落ちていたのではないか、と思っています。
智恵ちゃん
これだけの成績を残している選手にしては、メジャーでの最高成績が3位、トップテン入りも16試合中4試合ですから物足りなさはあります。ただ、今年の女子オープンで4位に入ったように、段々と実力を付けてきているという印象があります。
諸見里さん
18試合で優勝3回は素晴らしいと言えますが、トップ3は5回なので28%、トップテンは18試合中10回の56%です。メジャーでの成績は良い方だと言えますが、さくらちゃんと比較すると劣ります。
また、成績の良い年と悪い年の差が大きいのが特徴で、彼女は全9勝中、6勝を2009年にあげていますが、メジャーの成績を見ても、好成績は2009年に集中していることがわかります。
メジャーに強いというイメージが先行していますが、私は、自信を持って試合に臨めた時には実力以上の成績を残せる選手だと思います。「メジャーに強い」「4日間大会に強い」というのも自信を持って試合に臨むために、言っているのだと思います。
このデータからは、さくらちゃんがメジャーの難しい設定に弱いという結論は見えてこないですね。今年の全米女子オープンで超難関と言われた設定の中、日本人選手最高成績となる10位に入ったことも記憶に新しいところです。
「日本」という名のついたメジャーにはまだ勝ててないのですが、優勝には運も必要ですし、その時の調子など、様々な条件が整っていないといけません。
難しい設定のメジャーでも常に善戦し、優勝に近い位置でプレーをしています。たまたま優勝がないから、ということだけで難しい設定には弱いというのは間違った認識であるというのが私の結論です。
さくらちゃんが難しい設定のコースに強いという別のデータもありますが、長くなったので、別の機会にしたいと思います。