日本女子オープンは宮里美香さんの優勝で終わりました。
マスコミは彼女のことを褒め称えるでしょう。優勝した時くらいは手放しで喜んであげたいとは思いますが、そうはいかない状況です。
美香さんは日本ツアーを捨ててアメリカツアーに挑戦しました。それ自体は何も問題はありません。
いきなりアメリカツアーに挑戦して成功する選手が出てくれば、国内ツアーが空洞化する・・・という危機感は現在のところありません。国内には、もっと魅力的な選手がたくさんいますから・・・。
それに、いきなりアメリカツアーに挑戦するにはデメリットが大きすぎるので、彼女に続く選手は、そんなに多くは出ないでしょう。今年、宮澤亜衣さんがアメリカツアーQTに挑戦しましたが失敗してしまいました。
彼女たちのように金銭的な余裕がある選手にしか難しい賭けですから、美香さんの成功事例は特殊だと考えた方が良いでしょう。
美香さんの今後の出場権については、例によって<でん>さんのブログで解説されています。
TPD単年登録をすれば、今後1年間の出場権を得ることができるものの、登録しなければこれまで通り推薦出場のみということです。アメリカツアー選手扱いなので、メジャー優勝による3年シードも付与されません。
美香さんは登録について考えたいと言っていますが、何を考えるのでしょうか?
来年度の日米両ツアーの日程を見てから決めたいのでしょうが、期限は1ヶ月以内なので無理です。
アメリカツアーを主戦場にすることはわかっていますが、スケジュールによっては国内試合にも参戦するのでしょう。それであれば登録すべきです。(登録料は30万円です)
それとも、都合のよい時に帰国すれば、推薦してもらえるから登録はしないと言うつもりでょうか。
嫌みを言わせてもらえば、登録して1年間に数試合出場してシードを確保できなかったら恥ずかしいと考えているのかと勘ぐられてしまいます。
藍ちゃん同様のペースで国内試合に出てもシードは獲れないでしょうからね。
登録をしないのなら「来年は女子オープン以外の国内試合には出場しないから登録しない」と明言すべきです。
18番ホールで1mほどのパットをマークした上原さんに対して、ギャラリーから抗議の声が出たそうです。残念ですね。その声の主は美香さんのことしか考えなかったのでしょう。上原さんがブログで少しだけ主張しています。上原さんのブログも盛り上がっているようです。
上原さんは「お先に」をする必要はありません。そんな距離ではありませんし、100万円が掛かっているのですから。
美香さんが3mほどのパーパットを入れたら仕方がない場面です。優勝争いしていると、優勝の決まっている選手の長いパットが入ってしまった・・・というシーンは結構多いものです。
逆に、美香さんがボギーパットを先に打ったのが間違いなのです。残った上原さんのパットに対して思いを馳せるのがプロです。順位をかけたパットに臨む上原さんのことを考えなかったのでしょう。初優勝だから・・・という擁護も間違っています。皆さん、こんな問題はなく初優勝していますよ。
マスコミ同様、ファンも勝者には甘く、敗者には厳しいのでしょうか。考えさせられます。
もう1つ。誰も話題にしませんが、ローアマを全米女子アマ選手権優勝のダニエル・カンさんに獲られてしまいました。
彼女を特別承認者として呼んだのは主催者が日本女子オープンの世界的地位向上を狙ったものと思われます。プロ選手も呼んでいるのだからアマも呼んでも良いではないか・・・ということなのでしょう。
しかし、その結果、堀さんは来年のプロテストでの予選会免除という恩恵を受けることができませんでした。
何を優先すべきなのか、は主催者が考えることですが、仮に、全米女子アマチャンピオンの来日が今年だけのことになるならば、何か釈然としませんね。
それも運ですか・・・・?