今シーズンも34試合中18試合消化しました。試合数でいうと52.9%を消化したことになりますが、賞金総額で言うと48.77%になります。

いずれにしても、約半分の日程を消化したと言ってもよいでしょう。


プロゴルファーにとって、一番最初にクリアしたいハードルと言えばシード権の確保と言えるでしょう。シードを確保すれば、次のシーズンは自分のペースで出場する試合を決めることができます。


シードを確保できるかどうか、という選手にとっては、34試合のチャンスはありません。アメリカツアーとの共催となるミズノクラシックと最終戦のツアーチャンピオンシップリコーカップには、一定レベルの選手しか出場できませんので、シード争いをする選手にとっては32試合しかありません。

と、いうことは、既に半分以上の日程を消化したことになります。


シード権は永久シード選手を除き50位までに与えられますが、不動さんが永久シードを持ちながら、賞金ランク50位以内に入ることは確定していますので、賞金ランク51位までに入らないといけません。


ここ3年間の賞金ランク51位の選手です。

2009年 宅島美香さん  14,277,000円

2008年 新崎弥生さん  15,398,000円

2007年 土肥功留美さん 15,661,500円 


1500万円前後がボーダーラインとなっています。

今年は、前半戦だけを見れば、複数優勝者も少なく、混戦模様となっていますので、昨年よりはボーダーラインが高くなるのではないか、と思っています。


一応1500万円でシード確保と考えてみましょう。

現在の時点で1500万円を超えている選手は、33位の甲田さんまでの選手です。

甲田さんは今年度優勝者なので、リコーカップ出場権を持っています。そして、リコーカップは予選落ちがありませんので、最低でも47万円の賞金を加算できますので、シードをほぼ確実にしたと言えるでしょう。


まず、現次点でシードを確実にした選手のうち、今季シードを持っていない選手の顔ぶれを見てみましょう。

1位  アンソンジュさん

6位  朴インビさん

20位 ヤングキムさん

24位 藤本麻子さん

29位 天沼知恵子さん

32位 金ナリさん

33位 甲田良美さん

7人いますが、うち4人が韓国人選手ですね。これは昨年のQT終了時にある程度予想されたことです。


続いて、シード目前の選手です。現時点でシードを確定していないものの、シード確保がほぼ確実な選手です。リエスドさんについては現在の賞金額に、昨年後半戦の賞金額を加算してみました。

綾田さんと笠さんについては気になることもあるのですが、一応安全圏と判断しました。

綾田紘子さん  14,406千円

笠りつ子さん  13,741千円 

リエスドさん   18,651千円 


ここまでで、36人となります。



次に、現在シード選手として出場しながら、まだシードを確保していない選手は以下の25人です。

できるだけ客観的に見たかったので、選手の現在の賞金額に、昨年後半戦の賞金額を加算してみました。

三塚優子さん   38,646千円 ◎

福嶋晃子さん   31,834千円 ◎

藍ちゃん      52,710千円 ◎

斉藤裕子さん   11,195千円 ×

佐伯美貴さん   41,325千円 ◎

上田桃子さん   35,955千円 ◎

ダーディンさん  23,540千円 ○

原江里菜さん    8,755千円 ×

大場美智恵さん 22,813千円 △

イナリさん     20,767千円 ○

若林舞衣子さん 21,521千円 ○

米山みどりさん  15,527千円 △

葉莉英さん    12,160千円 ×

キムソヒさん   12,912千円 ×

ジュリー呂さん   9,577千円 ×

一ノ瀬優希さん  18,796千円 △

鬼澤信子さん   10,902千円 ×

川原由維さん   18,205千円 ○

表純子さん    14,750千円 △

日下部智子さん  9,384千円 × 

マリアイイダさん 16,528千円 ×

前田久仁子さん  9,065千円 ×

永井奈都さん    6,905千円 ×

廣瀬智美さん    8,008千円 ×

宅島美香さん   10,926千円 ×


大場さん、一ノ瀬さんは昨年の後半戦でかなり調子が良かったので、この金額に達することは難しいと思いますし、マリアイイダさんも女子プロ選手権1試合で840万円稼いでいますので、この金額は参考程度に見た方が良いでしょう。

◎は故障等の突発的な事故がないかぎりシードを確保すると思われる選手、○もよほどの不調や欠場が続かない限りシードは大丈夫だと思われる選手、△はシード確保に黄信号、×は赤信号の選手です。



上の36人に◎と○の付いた選手をプラスすると45人になります。


残り6人が最後まで熾烈な争いとなるでしょう。


△印の4人と、藤野オリエさん、吉田弓美子さん、井芹美保子さん、イソナさんを合わせた8人がその中心となりそうです。実力上位のイソナさんは出場試合数次第でしょう。

中村香織さんも、試合数のわりには稼いでいますが、出場試合数がネックとなりそうです。


×印の付いた12選手は、よほど頑張らないとシード落ちの可能性が高い選手です。

この中には原ちゃんも入っています。実力も人気も高い選手ですから、なんとしても調子を取り戻して欲しいと思います。


また、大山さんがどこまで復調しているか、というのも気になります。10試合のみで1,500万円稼がないといけません。実力的には十分ですが、試合から遠ざかっていますので、何とも判断できません。


まだまだわかりません。

これ以外の選手でも、優勝すればシードの可能性が高くなりますし、上位の成績を2~3回重ねることで、一気にシード圏内に到達します。


皆さん、最後まで諦めないで、頑張ってほしいと思います。