全英女子オープンを数字で拾ってみました。
各選手の残した数字を見てみると、マスコミの見方とは少し違ってきます。
1~4位の選手と日本人選手の比較です。
フェアウェーキープ回数
ヤニツェンさん 32
キャサリン・ハルさん 39
チェ・ナヨンさん 38
キム・インキョンさん 38
藍ちゃん 33
上田さん 37
智恵ちゃん 33
さくらちゃん 35
優勝したヤニさんが一番悪い数字になっています。ただ、これは彼女の特徴でもあり、今回は良かった方かも知れません。
パーオン回数 ()内はパーオン率です。
ヤニツェンさん 63(87.5%)
キャサリン・ハルさん 54(75%)
チェ・ナヨンさん 47(65.3%)
キム・インキョンさん 52(72.2%)
藍ちゃん 45(62.5%)
上田さん 40(55.5%)
智恵ちゃん 42(58.3%)
さくらちゃん 48(66.7%)
ヤニさんのパーオン率は驚異的な数字です。パーオンを逃したのが4日間でわずか9回。これで優勝しなければ不思議だ、というくらいの数字です。
通常、優勝する場合のパーオン率は70%を超えてくるものですが、風などの影響もあり、このコースでは66%、つまり3回に2回以上であれば優秀と言えるでしょう。
日本人選手でこの数字をクリアしているのはさくらちゃん唯1人となっています。
逆に、上位争いに顔を出していた上田さんは55%程度となっていましたので、とても優勝争いできるようなショットの精度ではなかったということになります。
パット数
ヤニツェンさん 126
キャサリン・ハルさん 115
チェ・ナヨンさん 109
キム・インキョンさん 120
藍ちゃん 117
上田さん 111
智恵ちゃん 110
さくらちゃん 129
智恵ちゃんと上田さんのパット数が良くなっています。智恵ちゃんはバーディパットを惜しいところで逃していてのこの数字です。上田さんはチップインが4回もあったのでパット数が少なくなっています。
藍ちゃんは、彼女としてはパット数が多い目でした。彼女のパット数は、優勝する時には110を切ってきますが、逆に言うと、普通のパットでは勝てないということです。
さくらちゃんは初日から、35、32、30、32と、1日も20台がありませんでした。こういうことは珍しいと思います。パットに難があると言われるさくらちゃんでも、通常は120程度です。10パットほど余計でしたね。さくらちゃんのパット数が、他の日本人選手並みだったら優勝争いだったのですが・・・(涙)。
さくらちゃんは、全英に関して言えば、ショットはまずまずだったものの、パーオンを逃した時のアプローチの精度とパットで沈んだと言えるでしょう。
全英で予選通過した日本人選手4人のスコアはどこで差がついたのか調べました。
簡単とされる5、6、7、14、15、17、18番のスコアだけを並べると・・・・
藍ちゃん 11バーディ (11アンダー)
上田さん 3イーグル、7バーディ、3ボギー (10アンダー)
智恵ちゃん 9バーディ、1ボギー (8アンダー)
さくらちゃん 1イーグル、5バーディ、3ボギー (4アンダー)
伸ばせるホール、簡単なホールで伸ばせた選手と伸ばせなかった選手の差が出ており、難しいホールでは差がほとんどありませんでした。
要は、稼げるホールでのパットの差が出たということになります。
次の記事では、今シーズンの4大メジャーについて、平均ストロークを中心とした「数字」で見ていきたいと思います。