ワールドレディス3日目が終了しました。文字通りのムービングサタデー。

さくらちゃんと真夕さんが67でラウンドしたのに対して、ヤニさんは73。1日で6打の差があったわけです。

これがゴルフの面白さでもあり、怖さでもあります。


プレッセルさんが通算7アンダーとして首位をキープしました。今日も伸ばせそうな展開でしたが、伸ばし切れなかったと言うべきでしょうか。メキシコからの強行軍ですが、しっかりと成績を残しています。

3日間ともアンダーパーで回ったのは彼女1人ですから、今週は非常に安定したゴルフをしています。

ただ、最近優勝していない選手ですから、最終日どうなるかは予測できません。


真夕さんが首位と2打差の5アンダーに付けました。2日目は崩れましたが、初日と3日目に好スコアをマークしての2位です。今年1勝していますから、精神的にゆとりを持つことができているのでしょう。今日はほぼ満点とも言えるようなゴルフでした。


さくらちゃんは首位と3打差の4アンダーとしました。もったいない場面はありましたが、プレッセルさんも最後で獲り損ねました。プレッセルさんが18番でバーディを獲っていたら、さくらちゃんは精神的に「17番のパットが・・・。」という後悔を残したでしょうが、お互いに入れたいパットを外し、イーブンのような感じになりました。


最終組の3人は3打差以内ですから、ほとんど差はあっても無いようなものです。最終日は神経戦になるのでしょう。

前半の1番、3番、5番でしっかりと2打ほど伸ばすことができれば、この3人で決まりだと思います。

この3つのサービスホールで3つスコアを伸ばす下位選手が現れるでしょう。ここで最終組3人がもたつくような展開になると一気に差が詰まってきます。こうなると波乱の目もあります。


波乱を起こすとすれば、一番手はヤニツェンさんでしょう。初日は強風を諸ともせず69でラウンドしましたが、粗削りなゴルフが災いしてその後スコアを落とす展開になり、通算1アンダーの4位タイとなっていす。

しかしこの選手の飛距離を見ていると、ショットが安定してくればスコアを大きく伸ばす力があると思います。私は、最終日66というスコアを想定しています。すると、通算7アンダーということになります。


1アンダーには、辛さんとヤングキムさんが並んでいます。辛さんは、ドライバーの飛距離は藍ちゃんにも及ばない選手ですが、堅実なゴルフを続けています。明日も70~72程度で上がってくるでしょう。上位には踏みとどまる力はありますが、優勝争いには届かないでしょう。

ヤングキムさんは、アンさんや朴さんに先を越されていますが、新規参戦の韓国人選手です。年齢的には中堅クラスですから、今シーズンの成績同様に、最終日も大崩れはしないでしょう。


優勝ラインは8~9アンダーと予想しました。7アンダー以下になると下位選手にも可能性はありますが、現実的には、1アンダー組までが優勝圏内だと思います。


藍ちゃんは次第に順位を上げてきました。この飛距離でよく頑張っています。1番ホールで3日間続けてソコソコ距離のあるバーディパットをねじ込んでいます。これが彼女の強さであり、彼女のゴルフでもあります。

しかし、このコースで優勝するには少し足りない部分があると思います。最終日も上手く行けば68程度のスコアはあるでしょうが、優勝には届かないと思います。



トップテン予想した10人の成績を見ておきます。

1  朴さん      +7  28位タイ

2  さくらちゃん  -4  3位

3  諸見里さん  +7  28位タイ

4  上田さん    +4  19位タイ

5  アンさん    +7  28位タイ

6  全さん     +5  24位タイ

7  智恵ちゃん  +9  予選落

特 ヤニさん     -1   4位タイ

特 ソヒキョンさん +7  28位タイ

特 プレッセルさん -7  1位


朴さん、アンさんが予想外に苦戦しています。朴さんは2打罰をキャディさんが申告したそうで、大きくスコアを落としてしまいました。日本ツアーで初のトップテン外に去るのでしょうか。最終日強い人ですから、まだまだわかりませんが・・・。


こんなことを言うとお叱りを受けるかも知れませんが、プレッセルさんは日本人選手にとって歯が立たない相手ではありません。メジャーチャンピオンではありますが、それほど凄い選手でもありませんから、真夕さんとさくらちゃんは相手選手のことを意識しすぎないようにプレーするべきでしょう。


真夕さんが優勝すれば、初日・2日の組み合わせが大きく有利に働いたラッキーもあったということになります。

それは決して駄目なことではなく、ラッキーを上手くスコアに結び付けることができたとすればそれも実力です。メジャーを勝つということは、実力にプラス運も必要です。昨年のリコーカップの時のさくらちゃんにもラッキーがありました。こういチャンスをモノにするか否かです。



さて、さくらちゃんが3打差の3位で、最終日最終組となりました。さくらちゃんファンは久しぶりのチャンスにソワソワ、落ち着かない気分だと思います。

今から、逆転優勝のシーンを思い浮かべている、気の早いファンもいるでしょう。

しかし、3日目のスコアが良すぎたことが、私には気になります。


幸いにして、最終日の天気予報では、4日間通して一番風の弱い絶好のゴルフ日和になるそうです。

風の影響に頭を悩ませる必要はないでしょう。

ただし、ピン位置はかなりシビアなのとなるでしょうし、グリーンもまた硬く、早くなるでしょう。

ピンをデッドに攻めると、落とし穴に嵌る可能性が高くなります。追いかける選手はどうしても攻めてしまうのですが、どれだけクレバーな攻め方をすることができるか。

キャディのジョンさんの頭脳とさくらちゃんのショットの精度で上手く攻めてもらいたいと思います。

あとは、1~3mのパットをどれだけの確率で入れることができるか、に尽きますね。