昨日に石川遼君が叩きだした58というスコアには驚きました。
パー70のコースでノーボギーでしたから12バーディを獲ったことになります。
私は、ほとんど男子ゴルフの中継を見ることはありません。昨日は、女子の中継終了後にチャンネルを変えた時に初めて遼君が奇跡の逆転優勝をしたことを知りました。
というよりも、3日目までの順位や何打差あったかさえも知りませんでしたから、その時は「逆転優勝したんだ」程度しか思わなかったのですが、中継最後にバーディシーンとともにスコアが出てビックリでした。
その時点ではパー70ということも気が付きませんでしたが、その後のニュースでパー70ということを知ったのです。ロングホールが2つしかないということを知ったのはもっと後のことで、今朝になってからのことでした。
ロングホールはバーディを獲りやすいということは、ゴルフファンなら知っていることです。あわよくばツーオンしてイーグルパット・・・ということもありますし、長いロングホールでも、3打目はウェッジなどの短いアイアンで打つ機会が多いですから、ピンに寄せてバーディを狙いやすいものです。
ロングが4つあれば、バーディ数はもっと多かったかもしれませんが、ロングが2つしかないコースで12バーディというのは、本当に神懸かりと言っても良い内容でしょう。
バーディの内容が詳細にスポーツ紙に掲載されていました。
SWでのチップイン1つと、パターでの10mのチップイン1つがラッキーバーディでしたが、それ以外の10バーディは比較的短いバーディパットを沈めてのものでした。それだけアイアンショットがピンに絡んだということです。
チップイン以外のバーディホールでグリーンに乗せたショットは何番で打ったのでしょうか?調べてみました。
SW、PT、7I、SW、AW、8I、SW、SW、SW、SWでした。170ヤードのショートホールで7Iを使用したのと、ティーショットで2Iを使用したホールで8Iを使用したホールを除けば、全てウェッジを使用したということです。
ウェッジで全て3m以内のバーディチャンスに付けることができたわけですね。そして、それを確実に沈めて行った・・・。
チップインはオマケと言っても良いのですが、彼の持つ強運とも言えます。
こういうゴルフをできる女子プロには誰がいるでしょうか。
藍ちゃんは飛距離がないので、こういうスタイルのゴルフではありません。彼女がバーディラッシュの時は、必ず5~10mの長いパットを次から次へと入れてきます。強運の持ち主であることは遼君と共通していますが・・・。
今後、国内ツアーも距離が伸ばされる方向のようです。
バーディをたくさん獲るには、飛距離の稼げる選手であることが大前提となります。
さくらちゃんはティーショットで飛距離を稼ぐことができます。セカンドショットで短いアイアンを持つことも多いですから、こういうゴルフに近い存在であることは間違いありません。
しかし、ここまでショットがピンに絡み続けることは見たことがないですし、1~3mのパットも全部入れてくることもあまりありません。更なるショットの精度アップとパッティング技術の向上が求められるということです。
一度で良いのでこういうゴルフを見てみたいというのもありますが、奇跡を1回起こすよりは、普通に回って沢山優勝してもらう方が良いのかも知れません。
遼君の12バーディは無理としても、優勝するにはそれなりのバーディが必要とされます。
さくらちゃんの今シーズン現時点での平均バーディ数は3.26となっています。ボギー以下は2.74個です。
昨年優勝した6試合の平均バーディ数は4.55、ボギー以下は1.39です。
つまり、優勝するには、1日平均のバーディを1個増やし、ボギーを1個減らすことが必要だということです。
3日間大会だとすると、これで6打変わってくるわけです。
あくまでも机上の空論にすぎませんが、PRGRで3打差、フジサンケイで6打差、サイバーエージェントで5打差だったわけですから、1日に1個余計にバーディを獲り、1個ボギーを我慢することで優勝に手が届いていたことになります。
まさしく1打の積み重ねが大切なわけです。