ヨコハマタイヤPRGRレディスでは、朴インビさんが優勝かと思われたのに、一転、ウェイユンジェさんの優勝となりました。


1番ホールで事件が起こったそうなので、数時間前の出来ごとが、ホールアウト後に審議されたということになります。


ボールが動いた場合の措置というのは、ややこしいですね。私達素人のプライベートなゴルフでは、そんなことお構いなしにプレーしていますが、プロトーナメントですから、適当に・・・というわけにはいきません。


プレーヤー自身がボールを動かしてしまった場合、ボールを元の位置に戻してプレーを再開し、1打罰が与えられることになります。

プレーヤー自身がボールを動かしていない場合でも、アドレスをした後にボールが動いた場合も同様に、1打罰が与えられて、元の位置からプレーを再開します。

この場合、ボールを元の位置に戻さずにプレーを再開した場合、誤所からのプレーで2打罰が与えられます。

昨日の朴さんは、ボールを元の位置に戻さずにプレーを続けたために、これが適用され、2打罰が与えられてしまったわけです。


朴さん自身は、そのように認識していなかったようです。

つまり、アドレスをしていない時に、ボールが風などにより自然と動いてしまった場合には、ボールを元の位置に戻さず、新たに止まった位置からプレーを続けることになります。この場合はノーペナルティーになります。


アドレスをした後に、何かの理由でアドレスを解くことがあります。風が強い日や、グリーンの傾斜がきつくボールが勝手に動きそうな場合には、アドレスを解くだけでなく、ボールをマークし直さなければいけません。


協会は、朴さんがアドレスをし、パターを地面に付けた時の振動か何かでボールが動いたと判断したようですが、朴さんは、ボールが自分自身の動きとは関係なく、風か傾斜によってボールが勝手に動いたと考えたそうです。


この辺の判断は非常に微妙なところです。

一番拙かったのは、その時点ですぐに競技委員を呼ばなかったことでしょう。すぐ、その場で、どういう措置を取るべきかを競技委員の指示を仰いでおけばこんな大きなトラブルにはならなかったでしょう。

そして、言葉の壁が競技委員を呼ぶことの妨げになったのだとしたら・・・。


1番ホールで一定の結論を出していたら、その後のプレーがどう変化したかは知る由もないですが・・・。


なんとも後味の悪い試合になってしまいました。

朴さんは、裁定には納得していない様子ですから、尾を引くことになるかもしれません。


彼女は、日本ツアー出場資格をQTで獲得して参戦していますが、アメリカツアーの出場権も持っています。今週からはアメリカツアーに出場しますので、しばらくの間は日本ツアーに参加しませんが、日本ツアーに対してどういうイメージを持ったでしょうか?

2週続けて2位という、安定感と強さをアピールしていた彼女ですが、日本ツアーに対してリベンジをしようと思っているのか、あるいは、言葉の問題もあるので日本ツアーからは撤退しようと感じたのか・・・。

その結果は、彼女の今後のスケジュールを見ればわかりそうですね。



さて、開幕から2週続けて外国人選手の優勝と言う結果になりました。

日本人選手、特に、さくらちゃんや諸見里さん、智恵ちゃん、といったところは外国人選手の優勝をストップさせたいという意識は強いと思います。

特に、さくらちゃんは昨年の賞金女王として、風当たりも強く感じているでしょう。「自分が何とかしなければ・・・」という思いが重圧とならなければ良いのですが。

さくらちゃんの重圧を解くためには、今週こそは日本人選手に優勝してもらわないといけません。

もちろん、さくらちゃん自身が外国人選手の優勝にストップをかけてくれるのが一番です。