kenryoさんから情報を頂きましたので、早速、日刊スポーツをチェックしました。
現在、国内ツアーで通算30勝に到達した選手だけに与えられる永久シード権について、樋口会長が規定を変えると発言したようです。
TPD委員会で検討して、その後の理事会で判断することになるようですが、規定を改定し、国内に加えて米ツアーでの勝利数も含むことが確実になったようです。
この際、「藍ちゃんのために」変更することの是非は置いておきましょう。
この規定変更は、確かに、藍ちゃんが協会を動かしたことは事実ですが、遅すぎた変更だと思うのです。
藍ちゃんが海外で2連勝したものだから慌てたのでしょう。
本来なら、この変更よりも先にするべきことがあるのですが・・・。
以前にも指摘しましたが、海外メジャーの賞金額を国内ツアーの賞金獲得額に加算するというものです。男子はすでにおこなっているのですから、女子でも同じようにすることに大きな問題はない筈です。
この2点は、セットのように考えてすぐにでも実現して欲しいところです。
現在、藍ちゃんは国内15勝、海外3勝の、合計18勝ですが、現行の規定では、30勝して永久シードを獲得するには国内の15勝のみが対象となり、あと15勝が必要となるのです。海外を主戦場としている藍ちゃんにとって、国内のみで15勝を加算するには最低でも10年程度はかかるでしょう。
海外の成績を加算されれば、国内・海外を問わず12勝すれば良いわけですから、藍ちゃんが20歳代で永久シードを獲得するのもかなり現実味を帯びてきます。
そして、この改正は藍ちゃんだけに恩恵が与えられるものではありません。
福嶋晃子さんも、現在、国内23勝、海外2勝しています。このまだと、あと7勝積み重ねていかなければなりませんが、海外の優勝を加算することになると、あと5勝で良いということになります。
福嶋さんのファンには失礼かもしれませんが、年齢的にもかなり厳しい状況になっていますし、持病もあります。若い時のように無理もできませんから、目標が1勝でも少なくなるというのは大きいでしょう。
今年37歳になる福嶋さんですから、これで30歳代での永久シードというのも夢ではなくなってきました。
kenryoさんからも指摘がありましたが、この規定改正は、さくらちゃんにも影響が出る話ですね。
さくらちゃんは今年、海外メジャーで優勝しますから、これが加算されるというのはかなり大きいです・・・というのは、ファンの夢であり期待でもあるのですが、さくらちゃんにとって20歳代で永久シードを獲得することは目標の中でも大きなウェイトを占めていると感じています。
そのさくらちゃんにとって、海外メジャーへの挑戦が、単なる夢実現というだけでなく、目標達成への近道にもなるわけですから、本気でメジャー獲りを考えているさくらちゃんには追い風となるでしょう。
そして、日刊スポーツの記事では触れられていない大事なこと・・・。
記事では「27歳時に史上最年少で永久シード選手となった不動の記録を、塗り替える可能性も出てくる。」と締めているのですが、これは藍ちゃんよりもさくらちゃんの方が実現可能性が高いというこをここで予想しておきます。
藍ちゃんが不動さんの記録を塗り替えるには、2013年の2月までにあと12勝ということになります。実質3シーズンで達成する必要があります。
さくらちゃんの場合は2013年の7月までにあと15勝必要ということです。実質3シーズン半あります。
どちらも、ぎりぎりの数字だと思うのですが、皆さんはどう感じられますか?
そして、もう一人、大きな影響の出る選手がいます。
上田さんです。彼女は現在国内8勝です。30勝まではまだまだ遠い道程ですが、彼女は国内と海外を半分づつ戦うつもりのようです。
世界で戦いたい、という志を強く持った選手ですから、本当なら、藍ちゃんのように、アメリカで腰を落ち着けて戦うべきです。「勝ち方を思い出すために」帰国して1~2勝したとしても、結局アメリカに行くと勝てないのが現実です。
藍ちゃんの成功を横で見ていてわからないのか、と思ってしまうのですが、どっちつかずの戦い方を続けるよりは、思い切り世界で戦ってくればよいのに・・・と思います。
今回の規定改正は、上田さんの海外挑戦も後押ししてくれるものです。
上田さん。まずは江連氏から離れて、藍ちゃんのように「自分を信じて」世界で戦うことを考えてみませんか?