藍ちゃんの優勝は素晴らしかったですが、マスコミの取り上げ方にはいつも?マークが付きます。

藍ちゃんのコメントで1打1打集中してプレーした結果が優勝につながった、とありました。彼女の目標は、年度最優秀選手になることです。そのためには、まさに1試合1試合集中して、その積み重ねが重要となってきます。

もちろん、頭の良い藍ちゃんのことですから、その辺は十分に承知しているでしょうが、マスコミは、簡単に2勝目、3勝目と勝ち続けていくような論調です。

それに煽られて、藍ちゃんが国内ツアーに出場したら簡単に優勝されてしまう、と考えてしまう人もいると思います。


しかし、いつも言うように、ゴルフはそう単純なスポーツではありません。今回は藍ちゃんに流れが向いただけで、次の試合では9打差をつけられた上田さんや、22打差をつけられた諸見里さんの方が上にいるかも知れません。


今年はさくらちゃんも海外メジャーに挑戦します。アメリカツアーでの慣れ、芝生への対応などにおいて藍ちゃんの方が有利な状況ではありますが、さくらちゃんにも藍ちゃんと同程度のチャンスはあります。

シンガポール入りしたさくらちゃんにも期待したいですね。



さて、マスコミの取り上げ方という点で、五輪の方も気になったところを・・・。


スピードスケート女子1500mで、小平選手が1000mに引き続き5位入賞となりました。500mでの失敗を見事に取り返しました。彼女はスピードスケートのエースですから、2種目での5位入賞だけで満足しているとは思いませんし、次はメダルを獲りたいでしょう。

スポーツ紙でも、やっと、高木選手よりも大きく取り上げています。


昨日のスポーツ紙では、女子カーリングの対英国戦で、目黒さんの劇的なラストショットのことを取り上げながら、写真では本橋選手のヘアースタイルが各試合で異なっていることを大々的に比較していました。スポーツ紙はこんなレベルなんですね。読者がカーリングの戦略や技術面よりもマリリンの個人的魅力に興味があると思っているのでしょう。これではスポーツ紙といよりも芸能紙ですね。




ジャンプ団体戦ではベテランの岡部選手がメンバーから外れてしまいました。結果は5位ということでしたが、現状では仕方がないでしょう。

岡部選手を入れるべきだ、入れてあげて欲しい、という声も多かったようです。彼を入れていたら結果はどうだったのか、それはわかりません。

ただ、私は、この選択で良かったと思います。現時点での実力や調子、現地のコンディションに最適な選択をするべきです。その上で、同じ程度の評価の選手が複数いるのであれば、若い選手を出場させるべきでしょう。なぜなら、試合は今回だけではないからです。ソチ五輪を見据えることも必要でしょう。

この経験を次に活かして欲しいですし、また、活かしてもらわなければいけません。


葛西選手は現役続行するそうです。これは、単にメダルを獲れずに雪辱を期すということだけでなく、若手選手に対する「喝」の意味があると思います。「俺を超えてみろ」ということでしょう。

残念ながら、今回、若手選手は誰1人として葛西選手を超えることができなかったのですから・・・。ただ、世界はもっと遠くの存在になってしまっているのですが・・・。



スケートの岡崎選手も現役続行するそうですが、彼女の方は現段階で中堅・若手選手に「越えられている」状況です。4年後「ママでもソチ」とか言っていますが、引き際をよく見極めて欲しいですね。

橋本聖子さんを見て岡崎選手は育ちましたから、年齢の壁を超えることが1つの目標になっているのでしょう。

ただ、これが女子スピードスケート界の最大目標になっては困ります。

五輪のような大舞台で世界の実力者達と互角以上に戦える選手を作ることに力を注いでもらいたいのです。

岡崎選手は後輩の指導育成に力を注ぐ時期にきていると思うのですが。