JGTOの理事会が15日に開催され、国内ツアーのトーナメント賞金額に加算する海外試合を現状の8試合から4試合に減少することが決定したそうです。
国内ツアーの賞金ランクに加算される海外トーナメントは4大メジャーのみとなり、世界ゴルフ選手権の4試合は外されることになるわけです。
今週の試合は予選落ちがなく、最下位でも多額の賞金を獲得できるので、この試合に出場する選手が賞金王争いで有利になるというのが理由だそうです。
昨年、女子ツアーにおいて、女子4大メジャーの賞金を加算すべきではないか、という議論をここでしましたので、皆さんは記憶にあると思います。女子ツアーの賞金加算については、その後変更があったとの話も出ていませんので、今シーズンがどのようになるのかは不明です。
男子においても、4大ツアーに出場できるということは、日本ツアーでの活躍が認められた結果のことですから、国内賞金ランクに加算するというのは正しいと思います。
世界ゴルフ選手権の4試合を加算しない、という結論そのものは構わないと思います。前もって選手に知らされているのでれば。
今回は、結論そのものよりも、発表に至る経緯に疑問があります。
報道によれば、今週米国で開催される「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」での賞金額が、今季の国内ツアー賞金に加算されないことが急遽決まったことになる、とのことですが、今週、WGCの試合に出場する池田・石川両選手には通達済みということです。
ということは、理事会前にほぼ決定されていたのでしょう。おそらく、かなり前に、機構の上層部だけで・・・・。
理事会は議事の決定機関なので、理事会で採決を取らないと決定にはならないのでしょうが、機構の上層部で内定しており、理事会は議案を承認したに過ぎないのだと思います。
こういったことは、どの組織にでもあることです。
ただし、直前で発表するようなやり方は誤解を招くだけです。もう少し早く理事会を招集しておくべきだったと思います。
さて、私の今シーズン予想に、早速コメントを頂戴しました。ありがとうございました。
予想なんてまだ早すぎるよ・・・と思っていらっしゃる方、別に急ぎません。ダイキンレディスの開幕までは受け付けています。
私も、各選手の勝利数を今日発表する予定だったのですが、記事が長くなるので、明日以降にしたいと思います。
的中したとしても、あるいは全く外れたとしても何もありませんが、楽しみましょう。
皆さんからの、できるだけ大胆な予想をお待ちしています。