先日、昨シーズンの女子ゴルフ選手の勝利数予想と結果を比較しました。


これに関連して、Bugwineさんからコメントを頂きました。

古閑さん、服部真夕さん、福嶋さんは故障さえなければ1勝はしたのではないか、とのご意見です。

確かに、スポーツ選手にとって故障ほど怖いものはありません。故障しない身体作りも実力のうち、なのかもしれませんが、避けられる故障もあれば避けられない故障もあります。


古閑さんは手首、真夕さんは足の故障でした。お二人とも、まだ若いですし、これまで大きな故障をしていませんでしたから、この展開は読めませんでした。

古閑さんは賞金女王獲得した翌年でしたから、未勝利に終わるということは予想し辛い雰囲気でしたし、真夕さんには大物感があり、一番の成長株というように誰もが感じていました。

逆に、福嶋さんの場合は、年齢的なものもあるのでしょう、腰の不安は慢性的になってますから、年間通して活躍できないことはある程度想定できるものでした。



私の予想で、大きく外したのは、諸見里さん、智恵ちゃん、不動さんの3人でした。


諸見里さんについては、1勝と予想しました。現実には6勝しましたので、私の予想が見事に裏切られたのですが、彼女の平均ストロークは5位でした。4位の李さんは1勝、6位の古閑さんは0勝、7位の宋さんは2勝、8位の三塚さんは1勝ですから、6勝という結果は正直言って「勝ち過ぎ」です。

勝負強いという評価もできるのかもしれませんが、私は運の強さを感じました。一昨年の古閑さんと同じパターンです。今シーズン、賞金女王という声が多い諸見里さんですが、私はずばり苦しい1年になると思っています。


智恵ちゃんも0勝と予想したのですが、5勝を挙げる大活躍でした。一昨年後半の成績を見ると、どうしても優勝するとは思えませんでした。

しかし、平均ストロークを2.4も縮めたのは立派でした。5勝は勝ち過ぎの面もありますが、3~4勝しても当然の平均ストロークでした。

私は、故障さえなければ、今年、さくらちゃんにとって最大の敵となるのでは、と思っています。


不動さんについては、Bugwineさんのおっしゃるように、あれほどモチベーションが下がっているとは思いませんでした。練習の鬼が、そこそこの練習しかしなかった、というのですから、当然の結果だったのかも知れません。ただ、老けこむ年齢ではありませんし、去年の成績の不甲斐なさに発奮してくることも考えられます。

試合数次第ですが、今年は複数優勝をしてくると思っています。



明日は、中途半端に予想を外してしまった選手について、反省or言い訳してみたいと思います。