国内女子プロゴルフの来シーズン日程が決まりました。

試合数は今年と同じ34試合と発表されていますが、スポンサーの変更、賞金額の変更、そして、トーナメント会場の変更があります。


賞金に関しては、増えた試合と減った試合があります。選手からすると、賞金が少ないから手を抜くということはないでしょうが、賞金女王争いの最後に影響する可能性はあります。ヴァーナルが3日間大会としては高額賞金試合だったのですが、スポンサー変更により突出した試合ではなくなりました。これはこれで良いのかもしれません。しかし、SANKYOとエリエールの賞金が高くなったので、今年以上に、後半戦の比重が高くなったような気がします。やはり、終盤戦での体力・気力がキーとなるのでしょう。そして、シーズン途中で上手く休むことも必要です。



では、スポンサーの変更を見てみましょう。


2010年度日程で消えたスポンサー

ライフカード、クリスタルガイザー、ヴァーナル、廣済堂、プロミス、アクサ


2010年度日程で新たに増えたスポンサー

Tポイント、西陣、サイバーエージェント、フンドーキン、日医工、ニトリ


うーんよくわかりません。とにかく、6社減って6社増えた、ということですね。

この中で試合会場が同じという試合があり、ヴァーナル→フンドーキン、ライフカード→西陣がこれに当たります。

2010年、無くなった試合は、クリスタルガイザ―(千葉:京葉)、廣済堂(千葉:廣済堂)、プロミス(兵庫:マダムJ)、アクサ(北海道:苫小牧)です。

2009年の優勝選手で見ると、智恵ちゃん、さくらちゃん、諸見里さん、上田さん、です。実力者の痛み分けと言う感じですね。


2010年新たに仲間入りした試合は、Tポイント(鹿児島:高牧)、サイバーエージェント(千葉:鶴舞)、日医工(富山:八尾)、ニトリ(北海道:桂)です。

結局、スポンサーの入れ替わりにより、千葉1減、兵庫1減、鹿児島1増、富山1増となっています。

何か、国会議員の選挙定数と逆の流れになっているような・・・。

ただ、今後も同じコースで続けられるかどうかはわかりません。


鹿児島はさくらちゃんの出身地です。賞金女王の地元への凱旋試合となりますし、さくらちゃんに対する声援もいつも以上に熱狂するのでしょうか。


試合会場が変更になったトーナメントも数試合あります。

女子プロ選手権と女子オープンは毎年試合会場が変わります。それ以外での変更は、リゾートトラストが(滋賀→長野)、ニチレイが(茨城県内ながらも美浦→袖ヶ浦)、SANKYOが(群馬県内ながらも赤城→吉井)、エリエールが香川から愛媛に変更となります。

リゾートトラストは2~3年に1回、試合会場が変わるローテーション方式ですし、エリエールも2会場をほぼ毎年交替のようにして使用しています。ニチレイとSANKYOは初のコース変更となります。

これが、選手の皆さんにとっては吉と出るか、凶と出るか。茂木さんはホームコースでの試合を失ってしまいました。


コース相性、というものがありますから、コースの変更は選手にとっては大きな出来事です。全く知らないコースでのプレーとなると、コースの下調べも必要となってくるかも知れません。



発表された日程で一番気になったことは、ステップアップツアーの減少です。

2010   5試合

2009   8試合

2008  14試合

2007  12試合

2006  10試合

2005  12試合

2004   6試合


来シーズンのステップアップツアーは2004年以来の少ない試合数となります。

2004年と言えば、さくらちゃんデビューの年です。前年に藍ちゃんが優勝して一気に女子ゴルフの人気が高まった年ですが、実は、それ以前は女子ゴルフは人気のないスポーツでした。

その頃の試合数に戻ったわけです。

しかし、その頃と違い、シードを確保できなかった選手や、QTで失敗した選手の中には、ある程度人気のある選手や、まだまだ経験不足ながら将来有望な選手も沢山います。

彼女達のチャンスの芽がどんどんと狭められているようです。


もし、このブログを見ている企業の皆さんで、女子ゴルフを支えたいという気持ちの強い方がいらっしゃったら、是非、ステップアップツアーの主催者に名乗りをあげていただけませんか。

不景気であることはわかりますが、賞金総額は1500万円です。1社で駄目なら共催でも良いではありませんか。(LPGAに聞かないと詳細は不明ですが)


そして、LPGAにもステップアップツアー開催に向けて、更なる努力をお願いしたいのです。

①ステップアップツアーの主催者に企業が名乗りを上げないのなら、一般ゴルフファンから小口募金を集めたらよいのではないでしょうか。

チャリティーでお金を集めるのとは違いますから、1口1万円以上といった募金をして、応じてくれた方に、トーナメントの招待券や希望するプロのグッズを貰える・・・・といった工夫をして欲しいですね。


②賞金総額1500万円で尻ごみするのなら、もっと少ない賞金で試合をすれば良いではありませんか。

賞金も大事ですが、ステップアップに出場する選手にとっては、トーナメント出場権を得られることも嬉しいと思います。


将来の女子ゴルフツアーの人気が下降線を辿らないためには、新たなスターが必要となってきます。

「QTで失敗したのだから仕方がない」と言って切ってしまうのは簡単ですが、一発勝負で1年間棒に振るのは勿体ないと思えるような選手もいるのが現実です。


そして、ステップアップ優勝者だけが3試合の出場権を得るのではなく、2位なら2試合、3位なら1試合、ということも可能ではないでしょうか。

意味不明な主催者推薦の枠が2人ほど削られても、ステップアップの成績が反映されるのであれば、選手もファンも文句を言わないと思います。