リコーカップ初日が終了しました。
さくらちゃんと上田さんが3アンダーでトップに並びました。初日としては上出来だと思います。
ただ、初日トップで優勝したのは2004年の不動さんまで遡らないといけないので、このまま首位を独走する、なんて甘い考えを持たない方が良いかもしれません。その不動さんにしても、2日目、3日目と首位を明け渡して、最終日に逆転優勝を果たしています。
4日間大会ですし、まだまだ何が起こるかわかりません。幸い、ショットの調子は良いようなので、気を引き締めて、毎日毎日1ストロークを大切にラウンドしていけば、良い結果は得られると思います。
さくらちゃんはボギー1つでした。ボギーが少ないということは好調だということですから、あとはパット次第でしょうか。ただ、4日間のうち、パットが入ってくれるのはせいぜい2日でしょうから、一喜一憂せずにラウンドして欲しいですね。
ライバル選手も決して出遅れという成績ではありませんから、油断大敵です。
諸見里さんのコメントはコーチから言わされたものでしょうか。自分自身で暗示をかけて、それを口に出していますが、藍ちゃんの前向き発言とは少し趣が違うように感じました。
智恵ちゃんは高麗グリーンで実績を残していないのですね。先週に運を使い果たしたようにも感じますが、それでも、そこそこのスコアでまとめてくるところは流石と言うべきでしょう。4日間のうち1日でもゾーンに入ると怖い選手であることは違いないですね。
藍ちゃんは、やはり強行軍のためか、良いゴルフではなかったようです。イーグルもありましたが、残り120ヤードのショットが直接カップインした、というのはさすがに強運の持ち主だとはもいますが、それがなかったらもっとスコアが悪かったわけです。エンジンが掛かるのは最終日あたりかも知れません。
茜っちは1人でのプレーで最初は戸惑ったのでしょうか。前半の5ホールで4オーバーとなり、また明日も1人でのラウンドかと思ったのですが、午後からは1人プレーに慣れたのか、2バーディで盛り返しました。マイペースでラウンドする選手だし、リズムに慣れれば、1人でも平気なタイプだと思います。
その1人プレーを明日は不動さんが経験することになります。滅多にない機会で、不動さんがどんなプレーをするのか、見ものではあります。「淡々と」でしょうね。
さて、サードQTが終了しました。東西とも7オーバーでのカットとなりました。予想よりも悪くなったのは、皆さん緊張で良いプレーができなかったのでしょうか。
関東地区の上位には比較的ベテランの選手が目につきます。吉田さんは楽々通過しました。森さんも最終日は1アンダーで回り、ファイナル進出を決めました。やはり、関西地区よりも関東地区の方がレベルが低く感じてしまいます。
関西地区は、成田さんが首位通過です。さすがは女子オープンのローアマ経験者です。そして、去年のファイナルQTで大失敗をした井芹さんが2位、藤本さんが3位通過しました。
竹村さんも13位ですから堂々の通過と言っても良いでしょう。
瑠衣姉さんは初日の貯金もあり、2日目・3日目は気持ちに余裕があったのでしょう。17位での通過はまずまずと言えるでしょう。これでさくらちゃんも安心して、自分のプレーに専念できそうです。
櫻井さんは心配しましたが進出できました。
新井さんは残念でした。初日の大叩きが最後まで尾を引いてしまいましたね。1打差まで追い上げただけに残念です。インスタートでしたから、最終の9番ロングでボギーを叩いたのが直接の敗因でしょうか。ロングヒッターだけに、ロングてのボギーは痛かったですね。
飛距離はさくらちゃんに負けていない新井さんですから、小技を磨いて、ボギーを少なくするように練習を積んでもらいたいです。
恭子ちゃんも2日目の悪い流れを最終日に引きずったのでしょうか。彼女もまだまだ若い選手です。一時よりは良くなってきた感じもしますので、もっとプレーを見たかったですね。
2人とも、来年1年間を無駄にして欲しくはありません。バージョンアップして、いつかはさくらちゃんを脅かす選手になって欲しいものです。