ミズノクラシックは日本ツアーで活躍する韓国人選手の優勝という結果になりました。

「韓国人選手は強い」「韓国人選手は層が厚い」というのは事実だと思います。


しかし、見方を変えてみると、宋ボべさんだって、日本ツアーで無類の強さを発揮しているわけではありません。同じ韓国人選手であれは全さんや李さんの方がはるかに勝利数も多く、また平均ストロークも上です。


現実に、宋さんよりも実績を残している日本人選手も大勢います。たまたま、今回のミズノでは、調子が上がらなかった、コース相性が悪かった、運がなかった、などの理由で下位に低迷した選手もいますが、その選手の評価をたった1試合だけで下げることはできないのです。


「勝つ時はなにもかもが上手くいく」というのはゴルフだけの話ではありませんが、「ゴルフなんてそんなもの」というのが私の考え方の根底にありますから、この1試合の結果だけを見て、すぐに次の試合の優勝候補だ、なんて持ち上げるようなことはしません。



さくらちゃんについては、昨日書いたとおり、これで自信を取り戻してくれれば・・・という感じです。


以前にも書かせていただいたのですが、私は、プロゴルファーの調子は3か月の大きな波と1か月の小さな波があると思っています。周期の長短など、微妙に選手によって異なるのですが、大抵は当てはまります。

不振時期の中にもマシな時期があったり、好調期でありながら「今一つ」の時期もあったりしているようです。


さくらちゃんの場合は、そろそろ1か月の短い不調期を脱する時期に来ています。さくらちゃん自身は「全盛期の90%程度」という表現をしていますが、そんな感じでしょうね。


「賞金女王」という言葉をさくらちゃん自身は封印しているようですが、ここまで来ると意識せざるを得ないですし、また、それがモチベーションにつながってくるはずです。


この状況であれば、1憶7千万円稼ぐと賞金女王は確実です。それに一番近いのは諸見里さんですが、あと1800万円必要です。1勝すれば殆ど決まりでしょうが、難しい状況です。残り試合で優勝できないとすると、1試合平均600万円稼ぐ必要がありますが、これも現状では難しいでしょう。

おそらく1憶6千万円が賞金女王のラインではないかと思います。これだと、諸見里さんは1試合平均250万円の上乗せで足ります。

その場合、さくらちゃんは2680万円、全さんは3680万円、智恵ちゃんは4160万円の上乗せが必要です。

今後3試合の優勝賞金は1620万円が2試合と2500万円が1試合です。


さくらちゃんは残り3試合全てで2位でも到達しますが、1勝は欲しいところです。リコーカップで優勝すれば、他の2試合はライバルよりも上の順位でも良い、ということになります。その他の試合で1勝した場合は、リコーカップ3位以内が求められるでしょう。

全さんは1勝は必須となります。そして、残り2試合も3位以内の好成績が必要となります。

智恵ちゃんは、2勝と残り1試合での3位以内、というのが必要となってくるでしょう。


こうして見ると、さくらちゃんが調子を取り戻しさえすれば、十分可能性があるように感じられますが、これは贔屓目なのでしょうか???