7アンダー65の選手が2人もいる、というのは正直驚きです。

これまでのこの大会、初日首位のスコアは68、67、66、68、69ですから、65というのは驚異的なスコアですし、それが複数いるということが驚きです。この2人は、ともにアウトで31で回っています。朝からバーディラッシュで、気持ちよく回れたのでしょう。

上位選手は皆、チップインありロングパットが入るなどの運もあったようです。


藍ちゃんが優勝した大会は14アンダーでしたが、それ以外の大会では、2日目以降、意外と首位の選手のスコアが伸び悩み、結局6アンダー決着が3回、9アンダー決着が1回となっています。

しかし、2日目のベストスコアも69、66、66、69、66と結構な好スコアですし、最終日のベストスコアも66、67、67、66、68とこれまた結構良いスコアです。

何故でしょうか。藍ちゃんは3日間とも好スコアを続けてブッチギリ優勝したのですが、その他の試合では、好スコアを出した選手が日替わりだったということです。


このまま、首位の選手が突っ走るとは思えない、というのがネギックの予想です。


全さんが首位に立っています。全さんは独走逃げ切りに強いタイプの選手です。混戦になると何故か優勝を逃してしまう選手です。そのイメージが強いと、このままぶっちぎるのではないか、という意見が出てくるのですが、以前指摘しましたように、全さんは初日トップだった試合は全て負けています。彼女が強いのは2日目にトップに立った試合なのです。彼女が藍ちゃんのパターンで逃げ切ることがてきるかどうか見ものではあります。


2日目のスコアも初日同様、ベストは66か67でしょう。このスコアで回ってくる選手は、初日上位6人にはいないと予想します。

3アンダー組が67で回ると8アンダー。おそらく、2日目終了時点のトップは8~9アンダーでしょう。

2日目終了時点での首位争いには、全さん、若林さん、茜っち、真夕さん、智恵ちゃんあたりがいるものと思われます。


さくらちゃんは1オーバーの52位タイと出遅れてしまいました。優勝は遠いように感じられます。しかし、2日目に67前後で回る選手の中の1人になればよいのです。通算4アンダー程度まで上がっていけば、優勝は難しいとしても、優勝圏内には入ります。そういう戦いができるかどうか、が今後5試合のポイントです。


幸いにして、諸見里さんとは3打差です。これは十分射程圏内ですから、そう悲観することもありません。

とにかく、2日目のさくらちゃんにはバーディラッシュを期待します。



さくらちゃんは34パットだったそうです。ショットは39です。ショットはそんなに悪くはないですね。ピンに近いところに寄せることができたかどうかは別にして、そんなに悲観するようなショットの内容ではなかったようです。

しかし、とにかくパットが素人並みですね。

おそらく、首位の選手のパット数は25前後だと思います。だとすれば、スコアの差はパット数の差とほぼイコールです。

パットは感覚の問題ですから、一晩寝るとゴロッと変わることもありますので、それを期待しましょう。今日良かった人は、逆に入らないこともよくありますからね。

とにかく、諦めないということだけです。


さくらちゃんに対しては、またまた「練習不足」という意見も出てくるのでしょうね。ある意味挑発的な意見なので滑稽なのですが、ゴルフというスポーツにあまり親しんでいないのでしょう。

パットは日替わりです。私だってハーフでパット数12程度はいくらでもあります。自慢じゃないですが、パットの練習なんてほとんどしたことがありません。

そんなものです、ゴルフは・・・。特にパットは・・・。


明日のさくらちゃんには、とにかく「運」が欲しいですね。それだけです。