逆転の申ジエ選手が文字通り逆転優勝を飾りました。おめでとうございます。

でも、彼女の「本当の強さ」はこんなものではないと思います。

先日の藍ちゃんの優勝と同じく、上位の選手が勝手に落ちてきてくれた結果です。


今日はテレビ中継を見ていて、誰が勝ってもいいという気持ちになりました。こんな感覚は久しぶりです。


昨日のブログで、申さんとさくらちゃんに伸ばす可能性があると書きました。片方だけが的中したのですが、本当はさくらちゃんに伸ばして欲しかったのです。残念でした。


岡本さんが言ってましたが、やはり連続試合出場による疲れが極限に来ているのだと思います。今日のさくらちゃんのスコアを見ていると、ライバルとの直接対決によるプレッシャーではなく、単に体力の限界に近付いているのだろうという気がしました。

諸見里さんのゴルフを見ていてもやはり疲れの極限ですし、智恵ちゃんも同じ状況です。

この3人はもう簡単に優勝できないのではないか、という気がするほどの状態です。しかし、あと5試合。気力を振り絞ってやるしかないのです。


さくらゃんにとっては、今週、申さん、三塚さん、福嶋さんが上位を占めてくれたことは幸いでした。

諸見里さんは、絶好のチャンスを逃してしまったような気がします。ピンチの後にチャンスあり。

さくらちゃんの調子は最悪に近い状態かもしれません。ここで、じっくりと身体を休めて、反攻の機会を待つのみです。

きっと5試合のうち2~3試合は優勝圏内での戦いになるでしょう。そのチャンスを活かしてもらいたいものです。



三塚さんは惜しい試合を落としてしまいました。3人の中では一番応援していたのですが。17番の3パットボギーが痛かったですね。しかし、体調の方は良くなっているようです。久しぶりに優勝争いに食い込んだという自信が、アメリカ最終QTに活かされるでしょうか。


福嶋さんと諸見里さんは、私の予想通り、スコアを伸ばせませんでした。福嶋さんは2日目が出来すぎ、諸見里さんはロングパットだけでゴルフの内容が悪いという状態から抜け出せませんでした。


さくらちゃんとしては、最終日67でプレーオフまで行けたのですから、やはり諦める試合ではなかったわけです。しかし、追い上げるだけの状態ではなかったですね。

とにかく、練習は必要最小限にとどめて、身体のケアに時間をかけて欲しいと思います。

「練習しろ」という外野の声に左右されず、思いっきり休んでください!